ホスト1人1人に抗体検査 浮き彫りになる「聞き取り調査の難しさ」
連日、感染者の多くを占める「夜の街」。17日は16人中1人が「新宿エリア」のホストクラブの従業員でした。新宿エリアが名指しされる中、歌舞伎町にあるホストクラブでは、独自に始めたことがあるといいます。
■ホスト1人1人に抗体検査
歌舞伎町のホストクラブ 水月オーナー「従業員ひとりひとりに抗体検査を受けさせています」
過去に感染したことがあるかどうかを調べる『抗体検査』を、およそ30人の従業員全員に順次行い、今のところ結果は「全員陰性」だといいます。
売上げが激減した店は、休業要請が出ている中でも、6月から営業を再開。今後も最低月1回は『抗体検査』を行うほか、国が発表したガイドラインにのっとってできる限りの対策をとったうえで営業を続けたいといいます。
水月オーナー「検査結果をホームページやSNSにアップすることによって、コロナに対する不安な気持ちを少しでも解消してもらって、安心して楽しく飲んでいただきたい」
■明らかになる「聞き取り調査の難しさ」
そして、東京以外の夜の街でも多くの感染者が。場所は、九州一の歓楽街、福岡市「中洲のキャバクラ」です。
福岡市によると、感染が確認されたのは、キャバクラ店に客として訪れた福岡市に住む30代の男性2人。
2人は今月4日、東京から来た友人の男性4人と来店。この友人4人も全員、東京で感染が確認されました。さらに、従業員の男女3人も感染していて、少なくとも、あわせて9人が中洲のキャバクラに関連しているということです。
そんな中で浮き彫りとなったのは、感染者への聞き取り調査の難しさ。
客の男性2人と女性従業員は市の調査に店名を明かさず、男性従業員も当初、職業を「自営業」と回答。発覚の遅れにつながっていることから、市は、このエリアの接待を伴う飲食店にあらためて協力を求めています。
福岡県知事「疫学調査を保健所のみなさん苦労されています。いろいろ説得をしたりお願いしたりしていくことになると思う」
■「複数人での会食」での感染も広がる
一方、「夜の街」と同じく、都内で広がりを見せているのが、複数の人との『会食』での感染。
17日は、16人中少なくとも3人が会食で感染したとみられています。この3人のうち、30代の女性は友人との6人の会食で感染、30代の男性も同僚との6人の会食で感染したとみられ、「人数が多い会食での感染」が目立つといいます。
都は、人数が多い中で酒を飲むと、声が大きくなり飛沫量も増えるため、感染する可能性があるとしています。
2020年6月18日放送 『news zero』より
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