メタボ撃退!イワシとトマトのソテー
トマトブームが続いていますね。スーパでは、相変わらずトマトジュースが商品棚から姿を消しているようです。
一昨日の新聞によると、「トマトには脂質の代謝を促す成分があり、メタボ対策などでの効用が期待できそう」という
研究成果が今月中旬に発表されたそうで、トマトジュースの売り上げは、昨年に比べ、32倍、生トマトの売り上げも2割も増えたそうです。
トマトは、健康効果の高い「リコピン」が多いことでも知られていますが、脂肪燃焼を活性化する効果もあるとあれば、見逃せませんね。一過性のブームにするのではなく、バランスよく食事に取り入れたい食品です。
そこで今日は、
「トマトを使った料理教えて」「魚を使った料理を教えて」「ヘルシー料理教えて」「ダイエット中におすすめの料理教えて」「妊婦さん向けの料理を教えて」
というご質問にお応えして、
「メタボ撃退!イワシとトマトのソテー」をご紹介します。
トマトは、油とともに加熱調理すると、「リコピン」が体内に吸収されやすくなります。また、加熱することで甘味も増し、
それだけでとろりとからむソースになります。
トマトや玉ねぎを増やしたり、ジャガイモやアスパラ、ズッキーニなどお好みの野菜を添えて野菜たっぷりに仕上げても
美味しいです。是非お試しくださいね。
「メタボ撃退!イワシとトマトのソテー」
◆材料 (4人分)
イワシ・・・・・・・4尾
塩・・・・・・・・・少々
小麦粉・・・・・・・適宜
玉ねぎ・・・・・・・1個
トマト・・・・・・・1個
大葉・・・・・・・・10枚
にんにく・・・・・・1かけ
オリーブオイル・・・適宜
粗びき黒コショウ・・適宜
<A>
しょうゆ・・・・・・大さじ1
オリーブオイル・・・大さじ1/2
◆作り方
1.イワシは手開きする(面倒な場合は魚屋さんで開いてもらいましょう)。水気を拭いてから、塩少々を身の面にふる。
(身が薄いので、振りすぎに注意してください)
2.玉ねぎは3~4ミリ程度の輪切りにする。トマトは1センチ程度の輪切りにする。にんにくは、包丁の背で潰す。
大葉は千切りにする。
3.<A>を合わせておく。
4. フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎとトマトを並べて両面焼き、皿に取っておく。
5.フライパンをきれいにし、オリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかける。1の水気を拭き、小麦粉を薄くまぶし、
にんにくの香りが出たところでイワシを入れて中火で両面かりっと焼く。
(にんにくは焦げやすいので、きつね色になったら、イワシの上にのせてください)
6.器に焼いた玉ねぎ、イワシ、トマトの順にのせ、大葉の千切りをこんもり盛り、<A>をかけ、
仕上げに粗びき黒コショウをふる。
★ポイント
①イワシに小麦粉を付けたらすぐに焼いてください。
②手順4でトマトを皿に取っておくと、トマトの水分が皿に残ることがあるので、その場合は
<A>に加えてトマト果汁を余すことなく使ってください。たれがさらに美味しくなります。
イワシは、良質なたんぱく質や鉄、カルシウム、ビタミンB2、B6、B12、ビタミンDなど豊富に含み、栄養価が高く、
健康効果が期待されている食材です。イワシに含まれるDHAやEPAは、血中コレステロールや中性脂肪を減少させ、
脳の働きを活発にする効果があると言われています。
また、妊婦さんには、胎児の脳や網膜を正常に発達させるという効果もあります。
安価で栄養があって美味しいイワシ、是非食卓に並べてください。