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読売日本交響楽団 粗品と絶品クラシック

日テレ:3月27日(木)午前2:35~<水曜深夜>放送
BS日テレ:4月5日(土)午前7:00~放送
※放送日時が変更になっておりますのでご注意ください

10月24日(木)午前2:35~3:35(水曜深夜)放送/BS日テレ 11月2日(土)朝7:00~8:00放送

2024.09.28 公開

◆10月放送プログラム

・ショパン作曲 ピアノ協奏曲第1番 ホ短調
・ラヴェル作曲 左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調 から カデンツァ

・ピアニスト マリー=アンジュ・グッチさんにショパン作品への思いを伺いました。お楽しみに!

◆音楽ジャーナリスト・伊熊よし子さんの解説
~ショパン作品について~
この作品には若い20歳のショパンが全て投影されています。
フィナーレの持っていき方がすごく上手い。
若干20歳でありながら、ショパンというのは凄い才能だなと思います。

音楽ジャーナリスト、音楽評論家。ピアノ専門誌「ショパン」元編集長。
音楽専門誌だけでなく、新聞、一般誌、情報誌、WEBなどにも記事を執筆。
アーティストへのインタビューの仕事も多く、各アーティストの演奏、素顔、人生観、音楽観を自分の言葉で人々に伝えることに全力を傾けている。

 

◆音楽監修 新井鷗子の演奏レビュー
スヌーピーに出てくるメガネをかけた秀才女子マーシーのようなマリー・アンジェ・グッチさん。知的好奇心のかたまりのような彼女の頭の中には独自のショパン像があって、音楽の場面ごとに違う顔のショパンがひょいと顔を出し、聴く者をやわらかく翻弄します。いわゆるコンクール向きの演奏とは無縁の、自分の好きなところは徹底的に愛でて演奏してしまう感じがとても魅力です。

◆演奏者の略歴

エリアス・グランディ(指揮)
ELIAS GRANDY
ドイツ人と日本人の両親のもと、ミュンヘンに生まれる。
バーゼル、ミュンヘン、ベルリンの各地で指揮とチェロ、音楽理論を学ぶ。
ベルリン・コーミッシェ・オーパー管のチェリストを経て、指揮者としてのキャリアをスタート。2015年、ショルティ国際指揮者コンクールで第2位となり、一躍世界的な注目を集めた。2012年から2018年までダルムシュタット市立劇場の第1指揮者(カペルマイスター)を務め、2015年から2023年まではハイデルベルク市立劇場の音楽総監督を務めた。2025年4月、札幌響の首席指揮者に就任予定。モンテヴェルディ、モーツァルトなどパロック、古典派の作品から、ヤナーェク〈カーチャ・カバノヴァー〉、ハース〈朝と夜〉、ルジツカ〈ベンヤミン〉などの近現代作品まで幅広いレパートリーを誇る。
これまでに、フランクフルト放送響、フランクフルト歌劇場管、ザルツブルク・モーツァルテウム管、ブレーメン・フィル、ミュンヘン響、ルクセンブルク・フィルなどに客演。2023年5月にはウィーン響にデビューし、成功を収めた。オベラでは、2023年1月にフランクフルト歌劇劇場の〈ウェルテル〉で絶賛されたほか、エッセン歌劇場で〈仮面舞踏会〉、ミネソタ・オペラで〈エレクトラ〉、ハイデルベルク市立劇場で〈ルル〉、<蝶々夫人〉などを指揮し、成功を収めた。読響とは2020年、2023年に続き3度目の共演。

 

マリー=アンジュ・グッチ
MARIE ANGE NGUCI
1997年アルバニア生まれ。パリ国立高等音楽院を最優秀で卒業。同大学院博士課程とソルボンヌ大学の修士課程で音楽学と分析の研鑽を積んだ。7か国語を使いこなし、ヴァニティ・フェア誌のフランス版に「世界を変える若者」の一人として紹介された。ルイージ、ウルバンスキ、ドゥネーヴら名匠の指で、パリ管、ベルリン・コンツェルトハウス管、BBC響、モントリオール響、デンマーク国立饗、シドニー響などと共演し好評を博す。2017年、初のアルバム「鏡」をリリースし、フランス各誌で絶賛された。バロックから古典・ロマン派、エスケシュ、マントヴァーニらの現代作品まで幅広いレバートリーを誇る。読響初登場。

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