#099 なぜ?ワクチン接種会場 続々と終了へ
もし、ワクチンを打ちたいと思っていてまだの方はお早めに、という話が出てきています。
まずはこちら。
きょう更新された接種率、全国で1回目を打った人が73・6%
2回目まで完了した人が64・3%になりました。
そして、今月はじめまでの「年代別」のデータを見てみると、
1回以上接種した人が30代で61・3%、20代で57・1%、10代でも48・7%。
最近では10代から30代の若い世代の伸びが目立っています。
実は、こうした中、10月から国から自治体へと配られるワクチンの量が激減しています。
6月までに1億回分、7月から9月で1億2000万回分だったのが、
10月と11月は合わせて2000万回分になっています。
これは先月=9月までに「希望するすべての人に接種できる量」をほぼ配り終えたためです。
これにともなって、10月で接種会場を閉鎖したり終了したりする動きが出ています。
まずは、東京と大阪に設置されている自衛隊が運営する大規模接種センター。
10月23日をもって「1回目の接種を終了」します。
24日からは2回目の接種のみとなります。
10月14日から17日までの4日間だけで
東京会場は4万人分大阪会場は2万人分の予約を受け付けています。
さらに、たとえば東京都の自治体を取材したところ。
千代田区では、最大5か所あった区の集団接種会場が9月までですべて終了。
11月5日までに、医療機関が運営する3つの接種会場も終了します。
11月からは個別のクリニックなどでの予約になるといいます。
そして渋谷区は、10月いっぱいで個別の医療機関での接種がほとんど終了。
区が設置する集団接種会場も、今月以降は1か所のみで「日曜日のみ」の運営となっています。
江東区は10月17日で個別の医療機関での接種は「2回目も終了」。
もともと6か所ある区の集団接種会場が10月31日からは半分の3か所となります。
いずれの自治体も、
希望者への接種が進み完了に一定のめどが立ったことを理由に挙げています。
こちらは東京都が設置する
「都庁北展望室ワクチン接種センター」の11日午後10時時点の予約状況ですが、
10月13日から10月31日までずっと「○」空き枠数「50」以上となっています。
ワクチンを接種するかどうかはもちろん個人の判断ですが、
打ちたいけれどまだ、という方は自治体などの情報を調べて
ぜひ、10月中に予約を進めてほしいと思います。