12月20日、マンチェスター・ユナイテッド戦前日会見
12月21日、マンチェスター・ユナイテッドとの決勝を明日に控えたリガ・デ・キトが試合会場となる横浜国際総合競技場で最終調整を行いました。会見にはバウサ監督とキャプテンのMFウルティアが出席。また、練習後のインタビューでは準決勝でFKを直接決めたFWボラーニョスから「ゴール宣言」が飛び出しました。
バウサ監督
「チームのムードはとてもいい。本当にいろいろな面で、我々の気持ちは盛り上がっているし、ここまで来れた事に満足している。一生懸命練習して来た。今日は最終調整をして、仕上げをしたい。明日は夢見た舞台。持てる力の全てを出して戦いたい。」
MF ウルティア
「明日はいよいよ決勝なので、チームの雰囲気は全然違う。自分たちにとって歴史的な試合になるので、1秒1秒を楽しみたい。この大会には参加しに来たわけではない。世界の頂点を目指して戦うつもりだ。」
Q.アンブロッシは出場するか?
「基本的にはパチューカ戦と同じメンバーでいくつもりだ。アンブロッシは回復しているとは思う。まだ100%ではないが。とにかく各選手が、ポテンシャルを最大限に発揮しなければならない試合なので、ベンチにいる選手も使った総力戦になると思う。ビエレルも問題ない。」
Q.ウルティアは昨日別メニューだったが?
MF ウルティア
「自分に関しては、かなり回復している。もう少し時間がたてば大丈夫なので、明日は問題ない。」
Q.マンチェスターUは、あまりリガ・デ・キトの事を知らない。それは有利か?
バウサ監督
「そんなことが有利に働くとは思っていない。マンチェスターUにはとても優秀な監督がいる。対戦相手を研究することなんて簡単なはず。ガンバ大阪との試合を見たが、マンチェスターUの印象で特に変わった事はなかった。フォーメーションも、私の知っているものと変わらなかった。」
Q.ウルティアはどんなプレーを見せたい?
MF ウルティア
「自分たちのプレースタイルを変える気はない。向こうは世界トップクラスのチームだが、とにかく自分たちのサッカーをしたい。チームは今、同じ目的に向かって進んでいる。雰囲気もいい。自分たちの使命は、リガ・デ・キトのサッカーを世界に見せる事。これは本当の意味での決勝戦だ。新しい歴史の1ページを作りたい。」
Q.バウサ監督が指揮を執るのは最後だが?
バウサ監督
「チームを去る決心は1か月前にした。決して簡単な決断ではなかった。優秀の美を飾りたい。選手はとても協力的で、いい時も悪い時も一緒に歩んで来た。」
MF ウルティア
「この件に関してはとても悲しく思っている。家族から一人いなくなるようなもの。監督の出した結論なので、いいか悪いかは分からないが、尊重したい。バウサ監督のおかげでチームは成長したし、大成功をおさめた時に去る。監督を信頼して、全力をあげてトロフィーを持ち帰るつもりだ。」
Q.勝利はいいクリスマスプレゼントになりそうだが?
バウサ監督
「選手にはゴールを目指して頑張って欲しい。試合では予期せぬ事が起こる。リガ・デ・キトには自分たちらしいプレースタイルがある。それを今更変えるつもりはない。相手にだって長所もあれば、短所もあるはず。みなさんを驚かせる結果になれば、うれしく思う。セットプレーで試合が決まる可能性だってある。とにかく自分たちが目指してきたプレーをして欲しい。選手には全幅の信頼を置いている。」
FW ボラーニョス
「全てが順調なので、明日が待ち遠しい。絶対に勝ちたいと思っている。例えマンチェスターUと言えど、ピッチの上では11人対11人。やるべき事をしっかりやればいいだけ。自分がゴールを挙げて、チャンピオンになれたらと思っている。またFKのチャンスが来たら、ゴールを狙っていきたい。最高のプレーを見せて、ゴールが出来るのが一番だね!マンチェスターUが世界のスターで、優秀な選手ばかりなのは知っているが、明日はうまくプレーした方が勝つ。」