2週連続特別企画!バスケ・ラグビーWワールドカップSP! バスケ・田臥勇太選手とラグビー・大畑大介さんに、選手たちの近況を直撃!
2週連続特別企画!バスケ・ラグビーWワールドカップSP!
バスケ・田臥勇太選手とラグビー・大畑大介さんに、選手たちの近況を直撃!
佐藤真知子アナウンサーがMCを務める日曜深夜のトーク番組「イントロ」は、毎回、個性豊かな方をゲストに迎え、日テレの番組の新たな楽しみ方を提案!
「イントロ」=「番宣」、みんなのキッカケになる番組です。
6月11日(日)深夜放送回のゲストは、先週に引き続き、Bリーグ・宇都宮ブレックスの田臥勇太選手とラグビー元日本代表・大畑大介さん!バスケットボール界とラグビー界のレジェンドに、8月25日(金)開幕のバスケットボールワールドカップと9月8日(金)開幕のラグビーワールドカップ、前代未聞のWワールドカップの見どころを直撃しました!
佐藤「今週は選手にフォーカスしていきたいと思います。選手たちの現在の状況は?」
田臥「日本でやっている選手たちはちょうどBリーグのシーズンが終了して準備に入っていく段階。一方、アメリカでやっていた選手たちは少しオフを入れてから代表の合宿や大会に合わせて状態を上げていっている段階だと思うので、これからチームとして作っていく作業に入ると思います」
大畑「ラグビーの方が先に国内リーグが終わったので、6月はハードなトレーニングをしながらチームの一体感を高めていく形です。個人のパフォーマンスはそれぞれの所属チームの中でしっかりと上げていたので、今は自分たちがどういうラグビーをするのか、代表チームに落とし込んでいる段階」
佐藤「本番まで3か月、今後のスケジュールは?」
田臥「チームとしてみんなで合流しますけど、バスケの場合は選手選考も兼ねて集まるので、チームが目指すバスケットボールスタイルをみんなに叩き込みながら連携を高めていって、7月頃に他国のチームと練習試合をして、試しながら本番に入っていく。代表の場合は限られた時間でチームを作らなきゃいけないので、1日も無駄にせずやっていると思います」
大畑「ラグビーの場合、例年ならばこの時期には出場選手がある程度決まっているんですけど、今回は今までと少し違うタイムスケジュール。選手によってはこれからもう一段階コンディションを上げて選手選考にアタックしようとする者も当然いるので、ワールドカップに出る権利を手に入れる…という大きな時間の使い方と、チームをしっかり作っていくこと、この2本柱でやっている段階です。選手たちは当然、個人のパフォーマンスに注目してほしいから、どうしても個人プレーに走りがちではあるんですけど、チームの戦い方に則したプレーもしなきゃいけない。その難しさは、特に当落線上の選手たちにはあるだろうと思います。でもやはり最終的には、自分よりもチームのために…という思いが出ている選手がメンバーに選ばれるんだろうと思います」
代表チームならではのコミュニケーション
佐藤「短期間でチーム作りをする上で大切なことは?」
田臥「コミュニケーションは必要になってくる。トップレベルの選手が集まる中で、それぞれ感じる部分や思う部分は毎日の練習の中で当然ある。そこをどう共有できるか。こう動いてほしかった…ああ動いてほしかった…俺はこう思った…というのを、選手だけじゃなくコーチ陣も含めてみんなでコミュニケーションをとっていくことが重要だと思います」
佐藤「例えば海外の選手とか、言葉だけでは難しいところもあると思いますけど…」
大畑「そういう時は“飲みニケーション”です」
佐藤「その手がありました!そういうのも大切ですよね!」
大畑「大事です。お互いの共通の趣味とか、リラックスするアイテムが一緒だったりとか、ゲームでもいいと思うんです。お互いの距離を縮めるという意味で、いろいろなことを試しながらチームが一つになっていくことが大事。グラウンドの中での練習だけじゃなく、宿舎の中での生活だけでもなく、ちょっとしたアクティビティーを入れることもチームビルディングの中でやっています。 …今思えば、勝てなかった頃は“飲みニケーション”の比率が大きかったのかな…って、こんなん言うてたら怒られる?」
田臥「時代がね」
大畑「そう、時代時代、今は違いますよ!」
時代や方法は変われど、大切なのはやはりコミュニケーション。そう唱えるお二人に、今回は選手たちにフォーカスした番宣=イントロを発表していただきました!まずは、バスケの田臥さんが注目してほしいのは…
田臥「それぞれのスペシャリストたち」
田臥「チームスポーツなので、チームに必要なことをそれぞれの選手がどれだけ犠牲を払ってできるかが大事。勝つためには、点を取ることが得意な選手、ディフェンスが得意な選手、それ以外にも、例えば相手を抑えることだけが得意な選手も必要で、12人の中にはそういう意味で集められた選手もいる。それぞれの役割や特徴を発見するのも楽しみな部分。いろんな動きを見てほしい。相手があってのものなので、組み合わせによってメンバーは変わってくるし、時間帯によっても変わってくるし、点差によっても変わってくる。常に駆け引きがあるので、楽しんでもらえると思います」
一方、ラグビー・大畑さんの番宣=イントロ!ラグビーならではの見どころは…
大畑「レフェリーとのコミュニケーション」
大畑「ラグビーはレフェリーの基準が全て。原理原則としてルールはあるんですけど、その中でレフェリー自身の感覚での裁き方がある。ラグビーの場合、ボールが見えないところでのプレーがある、その時にレフェリーが“今日の基準”を示してくれるんです。だからまずはその日のレフェリーの基準をしっかりと理解した上で、じゃあどこまでいけるのか、どこまでできるのか、キャプテンを通してレフェリーとコミュニケーションをとる。選手がレフェリーとコミュニケーションをとりながらゲームの中でいかにアジャストしてくかがすごく大事な競技でもあるので、そこを見てもらえたら」
田臥「キャプテン以外の選手がレフェリーとやりとりしちゃダメなんですか?」
大畑「リーダーが1人でやったほうがしっかりと意思疎通ができるので。みんなの思いをチームリーダーに話して、リーダーがレフェリーとコミュニケーションをとる」
佐藤「その試合で“初めまして”のレフェリーもいますよね?」
大畑「大きなゲームになるとレフェリーのスカウティング(分析)もするんです。このレフェリーは過去の試合でどういったレフェリングをしているのか…ということを全部スカウティングする。こういうプレーに対しては特に厳しく笛を吹くな…とか」
田臥「どのレフェリーが笛を吹くのか、試合前に分かるんですか?」
大畑「ラグビーの場合は決まってるんです。僕らはあらかじめ、そのレフェリーにどういった癖があるのか、試合前にデータを頭に入れて、みんなで意思統一します」
田臥「レフェリーが決まってるなんて知らなかった、びっくり」
佐藤「最後に、選手たちへの期待を聞かせてください!」
田臥「今回は沖縄で試合ができるで、日本の皆さんに応援してもらいながらプレーができる。そのパワーをもらってベストを尽くしてもらいたいと思います」
大畑「我々応援する人間の思いがプレッシャーにもなると思うんですけど、でもそのプレッシャーをぜひ楽しんでもらいたい。ラグビーの場合は胸に桜のエンブレムをつけるので、フランスの地で桜を満開に咲かせてほしいと思います」
バスケットボールワールドカップは8月25日(金)開幕、ラグビーワールドカップは9月8日(金)開幕です!本番へ向けて、みんなで応援の熱を高めましょう!がんばれ、日本!
まだまだ続いたお二人のトーク完全版はYouTubeで!