子供たちに平和の大切さを伝えたい

ゆうこ(編成局)

娘は暴力を非常に怖がります。
例えば先日も・・・。
私が小学生の頃、父の言う事をあまりにも聞かなかったため、
ブチ切れた父が私の頭をヘアブラシでガン!と叩いたところ、ブラシが折れてしまった、
というバカ話を笑いながら家族でしていたら、娘が突然号泣。
優しいおじいちゃんがそんな事するなんて!という驚きと恐怖で
胸がいっぱいになってしまったようです。


テレビでも暴力シーンが出てくると、自分でスイッチを消してしまいます。
そんな時、彼女の心が永遠に平和で満たされているといいなあ、と
心の底から思うのです。


今週末に「太平洋の奇跡 ~フォックスと呼ばれた男~」という映画が
公開になります。337962view.jpg
この映画のPR番組を先日放送したのですが、
その中で実際に戦争を体験した
80歳を超えた女性が語っていました。
「米兵から親切にされた時、自分が受けた教育は間違って
いたのではないか?と思いました。」


何が真実なのか?
子供たちは親から教わったことを、そのまま信じます。
子供に平和の大切さを教えることこそ、
何よりも今すべき教育なのではないか、と思いました。
戦争を知らない子供だった私たちが、
戦争を知らない子供に、どう平和を伝えていけばいいのだろう?
この映画は、そんな疑問を解決するヒントの一つになるかもしれません。


太平洋の奇跡 ~フォックスと呼ばれた男~」は真実に基づいた物語。
主演は竹野内豊さん。
是非、お母さん達にも見ていただきたいと思います。
今週金曜日の祝日、11日に公開です。