新生活準備★電車で通うとき

がそりん(技術統括局)

4月から高校生になる娘がいます。
「もう大人、自分でやれるね」と思って放置した結果、
うっかり忘れて冷や汗モンで困ったこと、
とくに、電車で通っているお子さんがいる方へご紹介します。


①命の1000円写真.jpg
「ずっと前から定期券が切れていたけど知らずにチャージで通っていた。
帰れないんだけど・・」
子どもの定期券の期間なんてチェックしていない!
最寄りの駅でチャージが足りず、財布の中にあるお金も足りず、駅から出られない模様。
これは本当に困りました。
駅で待たせて会社を早退するか・・と覚悟をしましたが、
入学式のとき、こっそりと、定期券の中に、
何かあったときのための千円札を入れておいたことを思い出しました。
それ以来、我が家ではその千円札を「命の1000円」と呼んで、お守りと一緒に入れています。
財布とは別の緊急対応のお金、準備しておくといいですよ。


②「自分がどこにいるのか分からない」対応
先日、帰り途中の電車が止まった時、
近くの駅から歩いて帰ろうとスマホの地図のナビを使っていたそう。
そこまではいいのですが、その途中に、電源が切れてしまった・・・
自分がいる場所が全く分からない。
現代の子は、スマホの地図には慣れていますが、
狭い範囲でしか把握していないことを痛感しました。
どうにか公衆電話を探したそうですが、より一層迷う方向に。
最終的には、電柱で住所を見て、一緒にいた友人の親が迎えに行ってくれました。
あまりにもスマホに頼っている便利な生活を省み、
今、東に向かって歩いているのか、西に向かっているのかくらいはわかるよう、
紙の地図と路線図を持たせるようにしました。


何があるか分からないのが新生活。
仕事中の親は急な対応はなかなかできません。


特に便利になっていると、知らず知らずに忘れていることもあるんですね。
文明の利器にたよらなくても生きていけるよう、育てなければ!と思う今日このごろです。