ママモコモ子育てブログ
2016.02.08
さんちゃん。(事業局)
このブログを書いている時点で、中学受験に挑戦した息子の進学先はまだ確定していません。
全ての試験は終了したものの、都立の発表はまだ・・・。
志望校の一つになんとか合格をいただいているものの、
お腹の辺りがもやもやっとするというか、なんとも落ち着かない週末を迎えています。
思い返せば、私によく似てスロースターターな息子は、
夏を過ぎても今ひとつボケーとしていました。
自由な小学校で自由な生活を満喫してきて、
9月時点の偏差値はさすがの私もウッとなるキビシー状態。
本当に受験するのかどうか、何を言っても暖簾に腕押し、
本人がその気にならなきゃ、もう、ああダメだー!!
・・・と思わせといて、
しかし息子は、最後のさいごですごいラッシュをかけました。
その気になったのです。
そっちにちょっとビックリ。
山が動いた!みたいな感動がありました。
それからは、同じようにその気になった夫 (大学時代はスゴ腕家庭教師だった、とは本人談)と
巨人の星みたいな「父子鷹」状態。
私の目には息子の背中に大リーグ養成ギプスが見えました。
毎日ノルマを組み、それをこなしていく二人。
そりゃまあ確かに、3年、4年から必死に塾通いされているお子さんと比べたら、
息子の必死さはどうだったんだろう。
でも、息子にとっての「受験の季節」 が、確かに到来したのです。
釣りしかり、工作しかり、
全ての遊びにのめり込むが如く受験勉強に没頭した二人でした。
こんな風に集中して勉強できたんだなあ、って、息子自身も思ったのではないでしょうか。
朝起きてまず机に向かって、計算と漢字。
学校終わったら塾で過去問、帰ってきたら夫と問題のやり直し。
毎日毎日。
母である私が参加できたのはせいぜい時事問題の解説くらいで、
あとはひたすらご飯を作ってましたけど。
でも、ある意味傍観者としてこの数ヶ月の様子を見ていて、
一人っ子ならではの繊細さを案じていた息子が、案外タフ であることを発見しました!
父からスパルタ式に受験勉強を「やらされて」、
伸び悩んで腐っちゃうんじゃないか、とか、ね。
杞憂でした。
分かりやすく闘志を見せるタイプではないのですが、
案外ケロっとして毎日モリモリご飯を食べて、元気に行ってきま~すって出かけて行きました。
決めつけるもんじゃないなあ、と思いました。
そうして、ついに試験が全て終了。
全てが望んだような結果にはなっていないものの、
なんとか「受験の季節」をやりきった息子は、やはりケロリとしております。
淡々としたその様子が、母には逆にちょっと大人びたように感じられます。
この週末は、
今までずっと封印していた趣味の世界が大爆発 していました。
まず、夫と二人で台所の棚をDIY。
何段組めるか計算する速さが、さすが現役受験生、電動ドリルを片手に生き生きしていました。
それから受験記念にと夫が買った、巨大なブロック模型に一人で取り掛かり、
ご飯を食べるのもそっちのけでなんと10時間くらい集中。
わずか1日で完成させました。
うーん、結局また元の生活に戻ったようにも思えるんですが、
集中の密度とか、一人でこなす作業の複雑さが、受験前とは明らかに違う。
なにやらパワーアップしている気がします。
一緒にテレビを見ていても、国際情勢とか農業問題とか、結構話が盛り上がるようになったし。
家族全員で本当に大変だったけど、
やっぱり中学受験にトライしてよかった。そう思います。
■まつり
来年中学受けんをしたいと思います・・・いまは、りょこうなどできないけれどうかったらいきたいとおもいます・・・
■まつり
今年、むすこが、きゃんぷをします・・・すごくしんぱいです。