「ちょっと最近あまりに手を抜きすぎかしら・・・」と、窓ガラスに映る自分の姿を見ては気になるものの、結局自分のことは二の次、三の次。そんなママも多いのではないでしょうか?でも!世の中には、そこはキッチリ譲らないという、美意識の高いママもたくさんいます。今回は、ママモデルとして活躍するお二人に、私たちにも真似できる「ママにおすすめのプチおしゃれ術」を教えてもらいました。




松里ともかさん 年齢:34歳
子供:男児(5)、男児(3)




畠山裕美さん 年齢:28歳
子供:男児(2)、女児(10か月)



<ママモコモメンバー>

なっちゃん

買い物(服)は毎回「1時間一本勝負」 7歳&4歳男児のママ

あやこ

息子も自身も「着の身着のまま」 3歳男児のママ

さとえ

「女子力」の低さが悩みのタネ 6歳男児双子のママ


朝メークは「つけまつげ」で5分

なっちゃん

さすがにモデルの方!お二人ともキレイで、もはや何を聞いても自分たちには応用がきかないのではないかとひるんでしまいますが、きょうはせっかくの機会ですので、なんでも聞いてみたいと思います。さっそく、私からいいですか?小さい子供がいるとお化粧もゆっくりできないというのが定番ですが、「ここだけおさえるとキレイになれる!」というポイントをぜひ聞かせてください。

畠山さん

リップは常につけています。ちょっと色があるとキレイに見えるので。あとは美容液が混じったファンデーションをパパッと。

あやこ

え?それだけですか?もしかして、全然時間をかけていない・・・のでしょうか?

畠山さん

時間はかけていないというか・・・、かけられないですよね。

ママモコモメンバー

確かに。

松里さん

私もメークは5分くらいです。

ママモコモメンバー

えー!

松里さん

朝起きてコンタクトレンズを入れて、BBクリームを塗って、つけまつげして、で、5分くらい。

さとえ

つ、つけまつげ?

松里さん

マスカラだと何度も塗るから時間がかかりますよね?つけまつげは、確かに慣れは必要ですが、コツさえつかめればパパッと出来上がって本当に楽ですよ!ぜひぜひ!

なっちゃん

つけまつげなんて手に取ったこともないです…。

松里さん

もったいない!(笑) まずは本数が少ないものや、クロスになっているものがおすすめです。そういうものであれば、結構自然に仕上がります。100円均一の店で売っているものでも全然問題なく使えますよ。

なっちゃん

でも、つけるのはむずかしいと聞いたことがあるんですが。

松里さん

ポイントは、つけまつげをつける前に、そのほかのアイメークはすべて済ませておくことです。

松里さんによる「つけまつげ」講座


  • 【1】つけまつげにノリをつけます。
  • つけまつげ1
  • 【2】位置を調整するために、真ん中にまつげを置きます。
  • つけまつげ2
  • 【3】手を離すとこのような状態。
  • つけまつげ3
  • 【4】目尻をつけます。
  • つけまつげ4
  • 【5】固定します。
  • つけまつげ5
  • 【6】目頭の位置を固定したら出来上がりです。
  • つけまつげ6
  • 【7】完成!
  • つけまつげ7

松里さん

しかも、うまく使えば1週間くらい使えます。

畠山さん

1週間も!?自分のまつげが抜けちゃったりしませんか?

松里さん

無理にはがそうとすると抜けちゃうこともありますが、私は普通にメーク落としをします。するとスルッと全然負担なくはがれるので大丈夫です。ぜひぜひ試してみてください。もう、つけまつげがない生活は考えられません(笑)。朝のうちにパパッとつけて、簡単メークを完成させて、いつでもどこでもすぐに出かけられるようにしてしまうのが日々のポイントです。

さとえ

朝一でメーク…。私の周りに朝一からメークしているママ友がどれだけいるか(笑)。でも見習いたいです。最低限のメークをしていれば、ちょっとお買いものでも、すぐに出かけられますものね。きっと一日が行動的に過ごせるはず!

お湯を沸かす前に「ホットカーラー」

あやこ

髪のセットはどうしているんでしょうか?二人ともおしゃれですよね。

松里さん

私はもともとパーマもかけていてロングなので、夜、6個くらい大きなカーラーを巻いてそのまま寝ちゃいます。朝はそれを取るだけです。

畠山さん

私は朝一でホットカーラーを巻きます。巻き方に決まりはなくて、大きさは大中小で8個くらいを適当に巻きます。それで、クセがつくまでの間にお湯を沸かしたり家事をちょっとして、あとはワックスをテキトーにつければ完成なので、本当に簡単です。カーラー巻いていると、子供には笑われますけどね(笑)。

隙間時間で体を使う

なっちゃん

体型はどうやって維持されているのでしょうか?

畠山さん

私は妊娠で20㎏太って、今もまだ完全には戻っていません。

ママモコモメンバー

えー!それで戻っていないなんて!

畠山さん

母乳をあげている間は痩せられなかったのですが、やめてからは、食事に気を使うようになり、例えば、肉は焼かずに蒸す、炭水化物の量を控える、もちろん運動もしました。今もジムには通っています。

松里さん

私は子供連れOKのヨガに行きます。地域の自治体などが行っているもので、費用も1000円くらいのものです。あと、子供が男の子なので、外で一緒に遊ぶから必然的に体を使っています。それと、家の中では、背筋を伸ばしたり、いろいろな運動に使える健康器具も使っています。ちょっとした時間にストレッチができたりして便利です。

なっちゃん

隙間時間を見つけては、体を伸ばしたり動かしたりしているんですね。私は隙間時間ができたら、ただボーっと椅子に座ってしまいそう・・・。そこが違う感じがします。

さとえ

たしかに意識が高いんでしょうね。

松里さん

授乳中は子供とおやつを奪い合うくらい食欲があったんですけどね(笑)。

親子のオシャレ術

あやこ

ファッションについても教えてもらっていいですか?子供が小さいと、抱っこして蹴られたり、よだれをつけられたり、オシャレな服から縁遠くなっていく感じがしますが、お二人はいかがですか?

松里さん

私も普段はいわゆるファストファッションが多いですよ。子供と遊んで汚れても良い服、すぐに洗える服を着ています。でも、ポイントは1つ高級なものを持つこと。ちょっとオシャレなカバンを持つとか。

畠山さん

カーディガンやストールを羽織るのも手軽で良いですよ!見た目にポイントができてキュッと締まります。あと帽子もおすすめです!あっという間にオシャレ度がアップします。

あやこ

あの・・・、子供のファッションについてもお聞きしていいですか?うちの3歳の息子はすごく変な格好をするので困っていて。自分で服を出してくるのですが、原色×原色だったり、ド派手なキャラクターものの組み合わせだったり、下手すればパジャマで出かけたがったり。そういうのはないですか?

松里さん

うちはキャラクターものは、肌着とパジャマに限定しています。そこは子供と約束して守ってもらっています。

あやこ

うちもパンツはキャラクターOKにしているのですが、そうすると、ズボンの上にパンツをはくんです(涙)。

松里さん

え・・・。

ママモコモメンバー

ズボンの上にパンツ・・・。

さとえ

えっと、子供の性格によるからね・・・。

ママモコモメンバー

なんのなぐさめにもならないね(笑)。

なっちゃん

ところで、親子でお揃いのものを着たりはしますか?

畠山さん

うちはデニムを家族でそろえたり、靴をそろえたりします。全身ではないけれど、1アイテムがそろっていると、ほどよく家族感が出せていいですよ!

なっちゃん

なるほどー。たしかに、男の子でも「パパと一緒」とか「お兄ちゃんと一緒でカッコいい」とか、そういうのありますよね。

魅せる写真は「立体」

さとえ

話は変わりますが、せっかくモデルさんなので、うまい写真の撮り方とか撮られ方ってありますか?最近は、SNS等に写真をアップする機会も多いですし。

松里さん

写真は平面なので、私はできる限り、手を広げるとか、足をクロスにするとか、片足を上げるとか、片手を上げるなどして「立体的」に見えるようにします。これをちょっと心がけると、グンと楽しそうな写真になりますよ!

さとえ

立体!そういう発想がありませんでした。納得です。

松里さん

その時は少し恥ずかしいかもしれないけれど、後から見ると本当に写真の出来が変わりますから、やってみてください。

あやこ

たしかにちょっと恥ずかしいかも。モデルさんでも、やっぱり恥ずかしいって思うんですか?

松里さん

いや、思ってないです(笑)。

ママモコモメンバー

爆笑!

畠山さん

最終手段はアプリを使って加工するのもいいですよ。ヴィンテージ風にしたりすると、結構素敵に見えますよー。

松里さん

あと、最近は子供に撮ってもらったりもします。4~5歳になると、わりとまともに撮れるようになるんですよね。下から撮ってもらうと、足が長く見えるからいいですよ!

なっちゃん

えー!下から撮られると二重あごになっちゃったりしませんか?

畠山さん

私は、子供がカメラを向けているときには、カメラとは逆を向いて、違うところを見ている風にしちゃいます。あごの線がのびるし、ムードが出ておしゃれな写真になりますよ。

さとえ

ひえー。逆向き!これまた発想が違います。

なっちゃん

さて、そろそろ時間になりました。あー、美に関するお話は刺激になります。モデルさんとはスペックが違うとは言え、なんか色々参考になりました。なんでしょう、このウキウキとした気持ちは(笑)。

ママモコモメンバー

今日はありがとうございました!!

ライター/kyo-ko