#048 ウクライナ侵攻・・・ジョージア・ドイツの影響は
ドイツに住む小野寺さんが目にしたのは、ベルリンの駅にいたウクライナ避難民。
○小野寺さん
「ポーランドからドイツ、ベルリンからドイツの各都市へ、
ウクライナからの人が乗る場合は無料で電車に乗れる」
駅にはドイツ国内から集められた支援品を配るスペースも。
○小野寺さん
「大きい駅ですとかバスの国際的に発着している
停留所に(避難民の)センターみたいなものが設けられている」
飲食店勤務の小野寺さん。スーパーであるものがないことに気がつきました。
それはひまわり油となたね油。
どちらもウクライナやロシアから輸入しているものだといいます。
○小野寺さん
「今現在ほとんどのスーパーで2種類の油は手に入らない状態。
ドイツ以外の国と常に協力しあいながら社会や生活っていうのは成り立っているんだな」
ロシアと国境を接するジョージアに住む小山さん。
取材時、自宅の砂糖も残りわずか。
物流が滞り砂糖が品薄になっているといいます。
そして見せてくれたのは、ニュースサイトの記事。
街には二次元コードが書かれたビラが貼られていました。
○小山さん
「例えばレンタカーを20%引きでとか
家を探しているなら、ここをスキャンすればアクセスできるよ、とか」
実はこれロシアからの移民にむけたもの。
経済制裁の影響で、少なくとも2万人以上が入国したとみられています。
○小山さん
「文字が違うので文字が読めなくてスマホの翻訳機能を使って
これは砂糖か、これは塩かとかやっている人たちがすごく増えましたね、この1か月で」
かつてはロシアに侵攻されたことがあるジョージア。
○小山さん
「心理的には(ロシアと)歴史的なこともあるし距離を置きたいけど
経済的なことを考えるとロシアはある程度必要だし、
(ジョージアでは)複雑な気持ちがあるんじゃないかな」