2009年6月7日(日)/30分枠 24:50〜
もう、ひとりにはしない 〜ホームレス支援・北九州の現場から〜
制作=福岡放送
仕事と住まいを失い、去年の暮れ大分から北 九州に出てきた堀孝徳さん(仮名29歳) 。20年間で700人近いホームレスの自立を助けてきたNPO法人「北九州ホームレス支援機構」に身を寄せた。堀さんは支援機構の職員、仰木節夫さん(67)らの協力で、生活保護を受けながら就職活動を始めた。ボランティアに加わるうちに「人の世話をする仕事につきたい」と介護の職をめざすようにもなった。しかし、仰木さんが手応えを感じ始めていた矢先、堀さんが突然姿を消す。仰木さんらの必死の捜索活動が始まった…。「誰かの支えがあれば、人は何度でもスタートラインに立てる」ホームレス支援最前線からのメッセージ。
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
6月13日(土)24:30〜
2009年6月14日(日)/30分枠 24:50〜
大河は 誰のもの… 〜信濃川不正取水の果てに〜
制作=テレビ新潟
日本一の長さを誇る信濃川の水は、米どころ越後平野を潤すだけでなく、長年、首都圏の山手線などを動かす電力をつくるために使われてきた。しかし去年夏、JR東日本が不正に取水していたことがわかった。国の調査で、不正取水は少なくとも、過去7年で3億1000万トンと判明。許可された量以上に取水してもデータに残らないよう、機器に改ざんプログラムを組み込んでいた。国は「極めて悪質」と今年3月、JR東日本の「水利権」を取り消した。JR東日本は「首都圏の安定輸送のため信濃川の発電所は重要」と水利権を再申請する見通しだが、住民は「発電による慢性的な渇水で、信濃川は死んでしまった」。十日町市長も「大切なものを踏みにじられた思いだ」と語る
ナレーター:中里雅子
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
6月20日(土)24:30〜
2009年6月21日(日)/55分枠 24:50〜
山谷のおくりびと 〜ひとりでは死なせない〜
制作=日本テレビ
日雇い労働者が集う東京のドヤ街・山谷。ここに、身寄りがない人の最期を看取るホスピス「きぼうのいえ」がある。東京タワー建設に携わった元とび職、佐藤安正さん(90)。数年前から目が見えなくなったが、隣にはいつも夫婦のように寄り添うスタッフがいる。問わず語りに始まる東京タワー建設の話には、仕事に傾けた情熱と誇りが溢れている。肺ガンを宣告され入居した静勇次郎さん(66)。過去の不始末から故郷を捨てていた。ある日、消息を知った姉たちが会いに来ると連絡が入る。それを拒む静さん。再会させたいと願うスタッフ…。人と人が真剣に向き合う山谷のホスピスから、生きる希望を伝える半年間の記録。
ナレーター:中里雅子
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
6月27日(土)24:00〜
2009年6月28日(日)/30分枠 25:20〜
ダイスケみたいになる! 〜ちー君と車いすのヒーロー〜
制作=テレビ信州
スレッジと呼ばれるソリに乗り、両手にスティックを持って競技するアイススレッジホッケー。下半身が不自由な人のための障害者スポーツだ。トリノパラリンピックで日本人最多ゴールを決めた上原大祐さん(27)。生まれつき両足が動かないが小・中・高すべて普通学級で過ごした。今は大手製薬会社に勤めながら、同じ障害を持つ子どもたちにスポーツの楽しさを教えている。パワフルで笑いがあふれる講演活動も反響を呼び、日本中から声がかかるようになった。小学校2年生のちー君。上原さんと同じ二分脊椎のため胸から下が動かない。だが、上原さんとの出会いを機に、ちー君の心に大きな変化が表れはじめる…。
ナレーター:玉川 紗己子
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送
7月4日(土)24:30〜