2010年9月5日(日)/30分枠 24:50〜
産みたい 不妊治療 2つの壁
制作=日本テレビ
“子どもを授かりたい”そう願いながら、子宝に恵まれない夫婦にとって、頼みの綱は「不妊治療」。日本で不妊治療を受けている患者は、推計47万組。しかし、そこにも大きな壁が立ちはだかる。「治療の苦しみ」、「年齢の壁」、そして「経済的な負担」だ。夢を叶えるため、高い治療費をやりくりする会社員の妻 (32)…2度の体外受精で蓄えは底をついた。一方、年齢の壁を超えようと頑張る女性(41)…「これが最後」とこの夏、7回目の治療に挑んだ。番組では女性のディレクターとカメラマンが、これまでなかなか立ち入れなかった不妊治療の現場に密着し、その一部始終を記録。“リミット”に挑み、自分の子どもを世に残そうとする二人の女性の姿を追った。
ナレーター:小山茉美
=再放送=
9月12日(日)18:30〜CS「日テレNEWS24」/9月13日(月)23:30〜「BS日テレ」
2010年9月12日(日)/30分枠 24:50〜
カツドウカ、社会へ 湯浅誠の若者養成塾
制作=日本テレビ
年越し派遣村村長、反貧困ネットワーク事務局長など変幻自在に様々な市民運動を展開してきた湯浅誠氏。現在、政府で内閣府参与を務める彼が、世の中を明るくしようと、仲間と活動家養成講座を作った。その名も「活動家養成・一丁あがり講座」。講座に集まった受講生は当初45人。多くは、社会に“違和感”を抱いて参加していた。派遣切りされて暗い表情だった青年は、仲間を作って明るさを取り戻し、今、秋葉原事件を考える活動に熱中する。大学院まで進んだものの就職に失敗、高学歴ワーキングプアになった塾講師の女性は、若者たちに「今どきの働き方」を伝える活動を…。それぞれが世の中を明るく照らし始めた (!?)…その1年半の記録。
=再放送=
9月19日(日)18:30〜CS「日テレNEWS24」/9月20日(月)23:30〜「BS日テレ」
2010年9月19日(日)/30分枠 24:50〜
ボクだってできる! 密着・5歳児の富士登山
制作=山梨放送
毎年夏になると5歳児(年長組)が富士登山に挑戦する保育園がある。神奈川県秦野市、丹沢山系の麓にある若木保育園。教育方針は『身体を動かすこと』。毎日1〜2時間の散歩から、園庭での裸足教育など一日中、身体を使って学ぶ。そんな若木保育園で、今年30回目を迎えるのが「卒業記念登山」。20年以上無事故で続けられている富士登山だ。保護者も一緒に山に登るが、自分の子どもには一切手を貸してはいけない。子どもたちは一列の隊をなしながら、自分の力だけで、日本一の山の頂を目指す。教育の崩壊や、児童虐待など親子関係におけるネガティブなニュースが多い中、過酷な山に挑むことで、お互いを見つめ、成長する園児と保護者の姿に迫る。
ナレーター:杉山裕子
=再放送=
9月26日(日)18:30〜CS「日テレNEWS24」/9月27日(月)23:30〜「BS日テレ」
2010年9月26日(日)/30分枠 25:50〜
その手をつないで ハンセン病の島から未来へ
制作=RNC西日本放送
「自分の生存に疑問を持つ…」ある男性の言葉が、するどく胸に突き刺さった。男性は77歳の元ハンセン病患者。瀬戸内海に浮かぶ大島の療養所に強制収容されて58年。ハンセン病への強い差別から、親兄弟とも縁を切り、名前も変えて入所した。将来の希望を絶たれ、療養所で有り余る時間を過ごしてきた。今年、瀬戸内海の島々を舞台に現代美術の国際芸術祭が開かれている。そこで、彼が独自に生み出した「大島焼き」が脚光を浴びている。社会とつながり交流も広がった。絶縁を強いられた家族や親友との再会。閉ざされた島を舞台に、心通わせる優しい時間。「社会につながる最後のチャンス」と、入所者と人々をつなぐ交流の架け橋になろうとしている。
ナレーター:小室 等
=再放送=
10月3日(日)11:00〜「BS日テレ」/10月3日(月)18:30〜CS「日テレNEWS24」