2014年7月6日(日)/30分枠 25:00〜
おばあちゃんのコンシェルジュ 買い物の楽しさ、届けます!
制作=四国放送
近所からスーパーや商店がなくなり、毎日の買い物に困る人が増えている。お年寄りなど「買い物弱者」と呼ばれる人たちだ。その数は全国で850万人、徳島県内でもおよそ7万人とみられる。そこに注目した全国初のビジネスが徳島で生まれた。移動スーパー「とくし丸」。軽トラックに生鮮食品など300品目を積んで住宅地を巡回販売する。地域の中小スーパーの商品を代行販売する独自のシステムでスーパーの経営安定にも貢献でき、うまくいけば買い物弱者の増加に歯止めがかけられる。販売員とお年寄りが定期的に顔を合わせることが「見守り」となり、移動販売は次第に地域に受け入れられていく。売り手と買い手、品物のやり取りを通じた心のつながりが広がっていく。
ナレーター:あおい洋一郎
=再放送=
7月13日(日)11:00〜「BS日テレ」/7月13日(日)18:30〜CS「日テレNEWS24」
2014年7月13日(日)/55分枠 25:00〜
陽炎 えん罪被害の闇
制作=北日本放送
「もう疲れたから、自殺するところを撮影してください」メールの送り主は柳原浩さん(47)。富山えん罪事件の被害者だ。えん罪発覚後、地元で就職活動をしたが25社で不採用。3年前に故郷を捨て、生活保護を受けながら東京のアパートで1人暮らしをしている。厳しい取り調べがフラッシュバックするようになり心的外傷後ストレス障害と診断された。なぜ犯人にされたのか?自白を強要された取調官が国家賠償訴訟の証言台に立つ。独自に入手した捜査報告書などが、証拠のねつ造や自白偏重の警察捜査の危険性をあぶり出す。さらに獄中の真犯人から届いた手紙から、警察が柳原さんの無罪に気付いていた疑いが深まる。えん罪によって人生を狂わされた男。その絶望と希望を描く。
ナレーター:あがた森魚
=再放送=
7月20日(日)11:00〜「BS日テレ」/7月20日(日)18:00〜CS「日テレNEWS24」
2014年7月20日(日)/30分枠 24:50〜
舞妓になりたい 京都・祇園 15歳のこたえ
制作=読売テレビ
京の花街・祇園の花街で、宴席に興を添える舞妓さん。修学旅行で見た舞妓さんにあこがれた15歳の少女2人が、故郷を離れ祇園に飛び込んだ。熊本県出身の田端彩乃(たばたあやの)ちゃんと島根県出身の片寄佑香(かたよせゆか)ちゃん。彩乃ちゃんは几帳面でしっかり者。一方の佑香ちゃんはおっとりとしたマイペース派。男手ひとつで育ててくれた父親が亡くなり、「祇園で生きていくしかない」と誓う。ふたりを待ち受けるのは厳しい修業生活。思春期の多感な少女が一つ屋根の下で暮らすうち、関係がギクシャクし始める。2人は無事、舞妓になれるのか・・・。少女たちの成長と、「一見さんお断り」の“舞妓の世界の裏側”に密着した。
ナレーター:林 マオ
=再放送=
7月27日(日)11:00〜「BS日テレ」/7月27日(日)18:30〜CS「日テレNEWS24」
2014年7月27日(日)/55分枠 24:50〜
凍りの海 揺れる調査捕鯨
制作=山口放送
捕鯨砲を使う近代捕鯨の発祥地、山口県下関市。このクジラのまちは商業捕鯨の時代から出航する捕鯨船団を見送ってきた。今年3月、国際司法裁判所は、日本の南極海調査捕鯨を「科学研究目的ではない」と断じ、中止を命じた。商業捕鯨再開を目指して1987年から続けてきた日本の調査捕鯨は、資源管理に向けた科学的調査だったはず…。「今まで自分がやってきたことが全部否定されてしまうのか」。調査捕鯨船の乗組員・大越親正さんは、科学的調査に貢献できる海の仕事に誇りを持って取り組んできた。5月16日、北西太平洋での調査捕鯨に向けた下関での出港式は、張りつめた空気に包まれていた。規模を縮小した上での調査捕鯨継続に科学の探求はあるのか、先行きは見えない。
ナレーター:二又一成
=再放送=
8月3日(日)11:00〜「BS日テレ」/8月3日(日)18:00〜CS「日テレNEWS24」