「ヤンキー娘の恋と孤独」
「女子高生、母になる」
「学校がなくなる！」
「日本一の卒業式」･････
２００７年７月２３日から４週にわたって放送された
『テージセー　〜１４６１日の記憶〜』。

追加取材を経て、
映画『月あかりの下で　〜ある定時制高校の記憶〜』
がついに完成しました。

全国各地で上映されます！

お知らせ

・【文化庁映画賞】＜文化記録映画優秀賞＞を受賞！
・第16回平和・協同ジャーナリスト基金賞
（荒井なみ子賞）を受賞！
・【あいち国際女性映画祭2010】にて
＜愛知県興行協会賞＞を受賞！

映画『月あかりの下で　〜ある定時制高校の記憶〜』

　　　かつて学校で夢をつぶされた彼らが、
　　　再びその夢を語ることができた場所…
　　　それは〈学校〉だった

夜間定時制高校――――
そこは働く若者達の学びの場、そして小・中学校で不登校、高校を中退 した若者達の再出発の場となっています。

映画の舞台は、１学年１クラス、全校生徒１２０人足らずの埼玉県立 浦和商業高校定時制のあるクラス。 派手なメイクで身を固め教師に暴言を吐く生徒、 家庭内暴力が原因で登校できなくなった生徒、 明るい笑顔が魅力のある生徒は自傷行為を繰り返し… 彼らのやわらかな心は、家庭や社会の歪みに傷ついていました。 そんな若者たちが、大家族のような〈学校＝居場所〉の中で、悩み、 ぶつかり、支え合い過ごした日々と、その先に見えた希望―――

２００２年の入学から２００６年の卒業までの４年間、 そしてその後へと、生徒一人ひとりに寄り添った貴重な映像が、 テレビ放映を経て、ここにドキュメンタリー映画として誕生しました。

人との絆が、人を育てる。
いまを悩み、懸命に生きるすべての人へ、この作品を捧げます。