岩手県田野畑村に住む「ガンコ親父と7人の子どもたち」。これまでも何度か「NNNドキュメント」で紹介してきました。
その吉塚公雄さん一家は家族全員、無事でした。
今回の大地震で甚大な被害を受けた田野畑村な中でも、
酪農を営む山間の地区は、大津波の難を逃れました。
しかし、燃料が確保できない上に、村の酪農加工場が被害を受けたために牛乳の加工・配達はできない状態です。
牛は、毎日定期的に乳を搾らないと死んでしまいます。村の酪農家は、避難生活を送りながら、乳を搾っては廃棄する日々。
吉塚さんは、自分の出来る範囲で加工をし、避難所に無料で牛乳を配っているそうです。