2月13日に放送した『夢は刈られて 〜大潟村・モデル農村の40年〜』がギャラクシー賞テレビ部門2月度の月間賞を受賞しました。
戦後の食糧不足を補うために、1964年に誕生した秋田県大潟村。琵琶湖に次ぐ国内第2の巨大な 湖だった八郎潟を干拓して造ったモデル農村に、全国から580人が希望を胸に入植した。しかし、自由に米を作ることは許されなかった。当時、パン食の普及で米は余り、国は減反を強制。農民は「従わなければ田んぼを取り上げる」と脅された。坂本進一郎さん (69)は40年前から国に従って減反を続けてきたが、米の値段は下がり続け、今も数千万円の借金を抱えている。「国に従うべきだったのか…」坂本さんは、国に反発し、全てを失って村を追われたある農民に思いをはせていた…。農政に翻弄され続けてきた農民たち。秋田放送が40年間撮り続けた村の激動の記録を交え、この国の農業の未来を検証する。
ナレーター:湯浅真由美 制作/秋田放送 11/2/13放送