NNNドキュメント‘13 3・11大震災シリーズ「活断層と原発、そして廃炉 アメリカ、ドイツ、日本の選択」が、数々の賞を受賞しました。
[番組内容]
今、原発敷地内の破砕帯が活断層かどうか?が問題となっている日本の原発群。今後を考えるヒントとなる原発をアメリカで見つけた。伝えたい3つの事。@フンボルト原発では、操業後に敷地の近くに活断層が見つかった。そして後に廃炉となる。どういう経緯だったのか?Aボデガ原発でも建設中、直下に一本の小さな断層が見つかり、建設中止となった。なぜ?Bディアブロ原発は、5km沖に活断層が見つかり44億ドルかけて耐震補強した。存続させるのに、超巨額が必要な事がわかる。更に、原発ゼロを決定し廃炉作業を進めるドイツの廃炉会社を取材。見えて来たのは廃炉完了までに途方もない労力とコスト、気の遠くなる歳月が必要な事…まさに活断層上の原発を続けるも地獄、廃炉も地獄…。
ナレーター :仮屋昌伸 13/1/27放送 制作 :日本テレビ