5月24日に放送した『塀の外で見つけた居場所 〜罪を犯した障害者たち〜』がギャラクシー賞テレビ部門5月度の月間賞を受賞しました。
罪を犯した知的障害者たち。刑務所を出ても「帰る場所がない」「働く場所がない」…家族から見放され福祉の支援も十分に受けられず、生活に困って盗みや無銭飲食を重ねる者も少なくないという。長崎県雲仙市にある社会福祉法人「南高愛隣会」。障害を持つ元受刑者を、ここ30年の間に約90人受け入れてきた。彼らが地域社会の中で暮らせるよう「自立までの段階を踏んだ住まい」や「働く場」などを用意し自立を促す。無断欠勤などの問題行動があれば、再訓練を行って対応してきた。全国に先駆け長崎でスタートした「“累犯障害者”の社会復帰をめざす支援事業」を追った。
ナレーター:小山茉美 制作/長崎国際テレビ 09/5/24放送