コロナ禍での学び 「防災士」資格を取得しました
40歳になって初めてのLa Letter、そして入社18年目が迫ってきました藤田大介です。
数年続くコロナ禍では、これを読んでくださっている皆様にとっても、
新しい生活スタイルが生まれたり、かつてない変化があったりしたかもしれません。
私の中でも変化が多くありましたが、新しい事として、この一年で資格を2つ取得しました。
「防災士」と、国家資格「1級小型船舶免許」です。
今回は、防災士についてお話をします。
私はここ数年に渡り報道番組を担当しています。
3年前まで「news every.」のフィールドキャスターとして多くの災害現場からリポートをしてきました。
その時、現地で被災された方から直接の声を聞いた経験や教訓が忘れられず、放送や日常生活でも誰かの役立てることができたら、とずっと考えていました。
しかし、普通の会社員である私が、防災のコミュニティーなどにしゃしゃり出ても戸惑われるかもしれませんし、
また、専門知識をプロにしっかり腰を据えて学んでいた訳でもなく、何か良い方法はないかと模索していました。
そこで、目に止まったのが「防災士」です。
防災のプロとして専門の勉強をして資格を取得すれば、この思いを一歩前進させられるのではないかと考えたのです。
久々の勉強や試験で身が引き締まる思いでしたが、無事に合格の知らせが届いた時は、本当に嬉しかったです。
今では、自分の住む地域の防災ネットワークに参加し、防災士資格者のセミナーにも顔を出して、充実しています。
資格を取って終わりにしない為にも、今は会社のある港区防災課との勉強会に参加したり、NPO法人との情報共有をしたりしながら今できることについて取り組んでいます。
2月26日放送、ラジオ日本「日テレアナザ・ワールド」では同じ防災士の資格を持つ杉野真実アナウンサーと30分間「防災」をテーマに伝えさせていただきました。
今後も変化の多い時代にあわせて情報をアップデートしながら、備えることの大切さや、災害にあった時の心構えなどを皆さんと会話しながら考え、自身もまた実践していきたいと思います。