出場チーム

12月11日、ワイタケレ戦後ビドマー監督会見

ビドマー監督
「非常に難しい試合だった。ディフェンスが良かったので勝つ事が出来たと思う。常にゴールを決めようと努力し、先制されたがマレンが素晴らしいゴールを決め、後半には逆転することができた。忍耐強く戦ったのが良かった。」

Q.次はガンバ大阪と戦うが?

「今日とは違う試合運びになると思う。全ての面で平均を超えなければ勝てない。この試合も相手との大きな差はなかったように思う。ワイタケレは組織力が素晴らしく、フィジカルでも優れているチーム。最終的に2点を挙げた事が大きい。」

Q.ガンバ大阪戦に向けて何が必要か?

「アジアでは(2試合合計)0−5で負けているので、とにかく点を取る必要がある。ガンバ大阪は、モダンフットボールをするチーム。ボールをよく動かせるし、チャンスを確実にものにできる。うちも最高レベルの力を出して、ガンバに一歩でも近づかなければならない。サッカーでは、何でも起こり得るしね。」

Q.カッシオ、オグネノブスキ、ジエゴの3人は次の試合に出られそうか?

「カッシオとオグネノブスキは、昨日から練習を始めている。あと何回か練習すれば、ガンバ大阪戦は大丈夫だと思う。ジエゴは内転筋を痛めており、回復できるかどうか分からない、五分五分と言ったところか。簡単な試合ではなかったが、勝てたので次の試合のことを考えたい。」

Q.アデレードはワイタケレのレベルに落ちてしまったのか?

「この試合は、4〜5週間前から厳しい試合になると思っていた。ワイタケレは監督も優秀で去年も出場している経験を生かしてくることは分かっていた。それは、うちが2007年、2008年のアジアチャンピオンズリーグで学んできたのと同じこと。このトーナメントで、どういう試合運びをすればいいかが分かってくる。2大会連続出場のワイタケレは、リスペクトしなければならない。彼らはとてもにクレバーに戦っていたが、今回は最後の最後で残念ながら勝利に至らなかっただけ。」

Q.鹿島戦では固く守って、少ないチャンスを生かして勝てた。ガンバ大阪戦では、守ってから攻めるのか、攻撃的にいくのか?

「その両方が必要。守るべき場面では守る。サッカーとは非常にシンプルなものだが、実際にピッチの中でそれを実現するのは難しい。守る時には全員で守り、攻撃では多くの攻撃的な選手がいるからそれを生かしたい。ガンバ大阪の方が。その辺りに長けていると思うが。」

MF ドッド
「タフな試合になる事はやる前から分かっていた。ワイタケレはモチベーション高く挑んできた。前半は我慢強く、ようやくギアの入った後半には、よりプレッシャーを与えてさらにチャンスも作ることができた。決勝点を決めることができて良かった。」

Q.ガンバ大阪との2試合(アジアチャンピオンズリーグ)から、選手は何を学んだか?

「まずは、スペースを与えないことだと思う。ガンバ大阪はテクニックもあり、足もある素晴らしいチーム。以前の2試合は、向こうにいい試合をされてしまったが、スペースを与えてはいけないことを学んだ。しかし、うちにはガンバ大阪に勝つ力がある。勝つことは不可能ではない。」