イノセンス 冤罪弁護士では
科学実証実験によって
冤罪を晴らしていきます。
“科学実験”教室ではドラマ内の実験や
日常生活で使える科学実験を紹介します。
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黒川拓のサイエンスな日常
第1回
第1回
シャボン玉は空気中で
捕まえることはできるのか?
実験にチャレンジ
捕まえることはできるのか?
実験にチャレンジ
今回の実験テーマは「シャボン玉を捕まえることはできるのか?」。
空中を浮遊するシャボン玉。風に吹かれて屋根まで高く漂うイメージでなかなか「捕まえる」というイメージはつきづらいですが、科学的にある状態を作ると捕まえることができるのです! それでは、その方法を紹介します。
まず準備するものは重曹、クエン酸。
重曹は、炭酸ナトリウムとも言われて、昔から、お掃除の時によく使われる素材。ベーキングパウダーなどの食品の材料としても使われます。
クエン酸は、レモンや梅干しなどに含まれる物質。最近では、熱中症予防に使われたりしています。重曹と同じく、お掃除にも活用され、特に水回りの掃除などに利用されることが多い。
どちらも、ドラッグストアなどで手に入りやすいアイテムです。
この二つを水槽に入れ、さらに水を注ぎます。
すると、二酸化炭素が発生します。アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸が混ざること中和の反応が起きるためです。
そして、二酸化炭素が入ったその水槽の中にシャボン玉を吹き入れてみると…
水槽の中で動かなくなります。
これで、シャボン玉を捕まえることができます。
この理由は、二酸化炭素は空気より重く底にたまること。二酸化炭素より軽く、空気よりも重いシャボン玉はその間で動かなくなるのです。
科学の力で動かないシャボン玉を是非、試してみてください。
※実験後は部屋の換気をしてください。
実験監修:滝川洋二(NPO法人ガリレオ工房)
イノセンス「冤罪弁護士」
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