イノセンス 冤罪弁護士では
科学実証実験によって
冤罪を晴らしていきます。
“科学実験”教室ではドラマ内の実験や
日常生活で使える科学実験を紹介します。
科学実証実験によって
冤罪を晴らしていきます。
“科学実験”教室ではドラマ内の実験や
日常生活で使える科学実験を紹介します。
黒川拓のサイエンスな日常
第2回
第2回
何も見えない水槽に
フィギュアが浮き上がる?
謎の物体を使って実験
フィギュアが浮き上がる?
謎の物体を使って実験
今回の実験テーマは「何も見えない水槽の中に、フィギュアを浮き上がらせる」こと。
フィギュアを三体、水槽の中に入れて、徐々にその姿を表す…そんなトリックです。
まずはフィギュアを入れた水槽の中に、とある球体を敷き詰めます。これで何も見えなくなりました。
ここに水を注いでいきます。
すると、少しずつ透明に!フィギュアが見えてきました。
最終的には透明な水となりましたが、この変化が生まれる秘訣は、水槽の中のこの球体です。
この球体は高吸水性ポリマーといいます。
消臭剤などに使われる物体で、表面の薄い膜が水を取り込む特徴があるのです。
光は異なる物質の境界を通る時に、屈折や反射する性質があります。高吸水性ポリマーによって水槽中の光は屈折・反射しますが、水槽に水を入れることでそれがなくなり(膜が水を吸収し)、中が透けたように見えるのです。
子供へのプレゼントのサプライズにも、相性の良い実験かも!
実験監修:滝川洋二(NPO法人ガリレオ工房)
イノセンス「冤罪弁護士」
次回のストーリーはこちらをチェック!
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