『泳ぐカルシウム』鰯の竜田揚げ
『泳ぐカルシウム』と呼ばれる鰯【イワシ】。
カルシウム含有量は、魚類の中でもトップクラスです。
また、生活習慣病予防や脳機能を高める効果があるとして注目されているEPAやDHAなども豊富に含むので、大人も子供も日常的に食べたい食材です。EPAやDHAは、酸化しやすいので、新鮮なものを選んでくださいね。
節分に、ヒイラギの小枝に焼いた鰯の頭を刺して玄関に飾ったり、鰯を食べる習慣があるそうです。
鰯を焼く煙で鬼を追い払うとか、鰯の美味しそうな香りで鬼を誘って、ヒイラギの棘で目を刺すなど様々ないわれがありますが、我が家では、「健康で丈夫な体になって鬼をやっつけるぞ!」と言って食べています(^^)
もうすぐやってくる節分。豆まきや恵方巻きと一緒に、鰯料理もいかがですか?
鰯の竜田揚げ
◆材料:4人分
鰯 6尾
片栗粉 適宜
揚げ油 適宜
(A)
しょうゆ、酒 各大さじ1
しょうが絞り汁 小さじ1
◆作り方
1.鰯は、腹わたを除き、三枚におろし、血を洗い流してペーパーで水気を拭く。(鰯の小骨は、揚げると気にならないので、付けたままでOKです。中骨は、骨せんべいにすると美味しいのでとっておいてください。作り方は下記を参照してください)
2.Aを合わせ、1を漬けて15分置く。
3.揚げ油を中温(170度程度)に熱する。2の水気を切って片栗粉をまぶし、両面からりと揚げる。
★ポイント
・片栗粉は、直前にまぶすと、さっくりと揚がります。
・鰯の身は柔らかいので、油に鰯を入れたら、表面が固まるまでは箸で触らない様にしてください。
そして、鰯をさばいた際に残った中骨は・・・
揚げて骨せんべいにするのがお勧めです。
水気を拭き取った鰯を低温(160度程度)の油に入れ、じわじわと骨の中の水分を飛ばして揚げれば、パリパリと香ばしい骨せんべいの完成です。
栄養価の高いイワシ、ぜひ骨ごとどうぞ!
■ コメントをくださった方へ ■
(ミナコさん)カチョカバロチーズのソテーとバルサミコれんこんをお試しいただきありがとうございます。ハイジのチーズみたい!というお子様との温かいお話に、ほっこりと癒されました(*^^*)
(ちゃんさん)雁月の生地にお酢を入れると、重曹の炭酸水素ナトリウムとお酢の酢酸が反応して泡立つので、面白いですよ。お酢は生地をより膨らませ、重曹の匂いを和らげる効果があるそうです。
(つくしさん)召し上がったことがあるのですね!ベーキングパウダーで作るふわふわの蒸しパンとは異なる食感と風味が独特で、くるみとごまが良く合いますね。
(ochikeronさん)歴史や文化とともに、郷土料理を沢山の方に知ってもらいたいですね(*^^*)北海道の郷土料理を勉強中です。
(マヨさん)雁月は、泡立て器でぐるぐると混ぜ、蒸すだけなので、手軽ですよ。美味しく作れますように!