アメリカ政治のスペシャリスト!前嶋和弘教授って、どんな人?
波乱のアメリカ大統領選挙。
連日、「スッキリ」でも特集を組んできましたが、難しいアメリカ政治について、いつもわかりやすく解説してくれるのが、上智大学の前嶋和弘教授です。
「スッキリ」に限らず、様々な報道・情報番組に引っ張りだこです。
・・・でも、一体どんな方なんでしょう?
そこで、放送直後の前嶋先生を直撃!いろーんな話を聞いちゃいました。
Q.そもそもアメリカ政治に興味を持ったきっかけは
前嶋教授「大学生の時、1988年の大統領選挙に衝撃を受けたんです。ジョージ・H・W・ブッシュ候補が、相手のマイケル・デュカキス候補について、ひどいねつ造のようなネガティブキャンペーンやCMを繰り返して形勢が逆転していく・・・。民主主義ってどうなっていくんだろう?と興味がわいてハマっちゃったんです」
時代は違いますが、SNSでフェイクニュースを乱発していく今の大統領選に通じるものがありますね。それからというもの、前嶋教授は本や雑誌、新聞を読みあさって、「政治とメディア」の世界にのめりこんでいったそうです。
Q.「スッキリ」の印象は
前嶋教授「実は初めて出演したテレビ番組が『スッキリ』。2017年まではテレビ出演を断っていたんです」
えーっ!!今、こんなにたくさん出ていらっしゃるのに!?
前嶋教授「政治とメディアを研究する身として、メディアの中に入っていいんだろうかと戸惑いがあったので。今は、伝えないといけないかなという“使命感"でやっているところがあります。『スッキリ』は連日、高校の学園祭のような雰囲気があってうれしい。中からメディアを知ることは、研究にも直結していて面白い」
Q.加藤浩次のこと、どう思いますか
前嶋教授「よく勉強されていますね。勉強というのは、細かなことを覚えるわけじゃなくて、大枠を整理していく勉強。だから、どこにいっても何を話しても対応できる方。大統領選挙にしても、芸能スキャンダルにしても、どこがポイントで関心があるかがわかっている。一緒にスタジオにたっていて勉強になります」
Q.失礼ですが、ご年齢は・・・
前嶋教授「55歳です」
お若い!!40代くらいかと思っていました。
最後にうかがいたかったのが・・・
先日、オンエア中にトランプ大統領の会見が急に生中継で入ってきました。そのとき、その場で「同時通訳」対応していただいたのが非常に印象的でした。なので、こちらの質問。
Q.英語の上達法ってありますか
前嶋教授「興味のあることをやればいいんじゃないですかね。自分が興味があって、『こういうこと書いてるのかな』ってわかっていれば、言葉がわかってくるんです」
映画でも音楽でもなんでもいいので、好きなものと関連づけて英語に触れるのが一番だそうです。
話を聞けば聞くほど、"魅力的な人だな~と感じました。
前嶋先生、これからもよろしくお願いいたします。
(文責:永井若苗)