楽器を家電に変えるアーティスト 和田永(33)
動画投稿から話題になったアーティスト、ずっと真夜中でいいのに。
素顔を明かさないボーカルACAねさん以外は曲ごとにメンバーが入れ替わるこのバンドでひときわ異彩を放つ演奏者がブラウン管テレビをドラムのように叩き、扇風機をまるでギターのように演奏するアーティストでミュージシャンの和田永さん33歳。
唯一無二の家電楽器を生み出した和田さんが奏でる不思議な音色と世界観は、世界的ファッションデザイナー、イッセイ ミヤケをも魅了。
パリコレクションでは11回舞台音楽を担当した。
幼い頃から自分で音を作り出すことに夢中になってきた和田さん。
中学生のとき、オープンリール式のテープレコーダーを譲り受けたことで音作りへの興味が加速。
これは他にはない楽器になるのではないかとオープンリールデッキを楽器として演奏してみることに。
さらに、ブラウン管テレビも楽器になるのではないかと考えて生まれたのがドラムやギターのような楽器だった。
現在和田さんは、使われなくなった古い楽器として蘇生させるプロジェクトを立ち上げ現在活動中している。
ブラウン管テレビから作った楽器「テレナンデス」と、扇風機からから作った楽器「扇風琴」で生パフォーマンス披露してくれました。