翔太(田中圭)、二階堂(横浜流星)、南(田中哲司)は、総一(荒木飛羽)を捕まえ、そら(田中レイ)を保護する。そらは澄香(真飛聖)のもとに戻り、総一は警察に引き渡される。翔太たちは、現場に駆けつけた水城(皆川猿時)から、黒島(西野七瀬)が電車のホームから突き落とされたと聞いて…。
神谷(浅香航大)は水城から、懲罰会議にかけられるかもしれないと告げられる。正志(阪田マサノブ)の証言で神谷が賄賂を受け取っていたことが明らかになり、交換殺人ゲームについて知りながら黙っていたのも、神谷の立場を悪くしているという。神谷のために手柄を上げると息巻く水城をよそに、神谷は独自に捜査を続け、思わぬ事実にたどり着く。一方、翔太は、早苗(木村多江)と正志の協力者である謎の声の主が神谷だと気付いて…。
二階堂のAIによる分析では、菜奈(原田知世)を殺した犯人は現時点で赤池夫妻(峯村リエ・徳井優)、浮田(田中要次)、そして佳世(片岡礼子)の4人も殺している可能性が高いという結果が出る。そして、その犯人像に近い人物として、ある住民の名前が挙がる――。
夏祭りでの出店で使った金の精算をするため、住民たちが集まる。出席者は翔太と二階堂の他、俊明(坪倉由幸)、洋子(三倉佳奈)、柿沼(中尾暢樹)、シンイー(金澤美穂)、西村(和田聰宏)、尾野(奈緒)、木下(山田真歩)、藤井(片桐仁)、江藤(小池亮介)、南。南は、黒島の話を持ち出して「知ってることがあるなら何でも言い合いましょう」と言い出す。南に焚き付けられ、お互い疑心暗鬼になる住民たち。彼らは事件に興味を持つ南に疑念を抱き、彼を問い詰める。すると南は、自分の正体を明らかにする――!
南は、自分が事故物件に住んでネタにするという売れない芸人だと明かす。翔太は、身勝手な南に怒りをぶつける。
二階堂は、犯人を憎むあまりに暴走してしまう翔太を落ち着かせるため、AIで菜奈と会話できる“AI菜奈ちゃん”というアプリを作って翔太のスマホに入れる。
一方、久住(袴田吉彦)は警察にマークされつつも、退院してマンションに戻ってくる。久住を見かけた藤井は、彼が記憶喪失のフリをしていると気付く。藤井は久住に、お互いの秘密を話して協力し合おうと持ちかける。
二階堂は、一命を取り留めたものの、意識を取り戻さない黒島の見舞いを続けていた。ある日病室を訪れると、駆けつけた黒島の両親に取り入っていたのは、二階堂にすり寄る尾野だった…!
翔太は、施設にいる幸子(大方斐紗子)を訪ねる。ずっと黙っていた幸子が突然、翔太に向かって飲み物を買ってきてと頼む。そして翔太は、幸子の小銭入れから“児嶋佳世”と書かれたメモを見つける。美里が引いた紙が“児嶋佳世”だったのだ。そんな中、食肉加工場の冷凍庫で佳世の遺体が発見される――!
翔太に背中を押され、自分の気持ちに素直になろうとする二階堂は、眠っている黒島に酸素マスク越しにキスをする。と、次の瞬間、黒島が目を覚ます。
神谷と会う約束をしていた翔太は、その当日、神谷から会う時間を早めてほしいという連絡を受ける。神谷は、菜奈を殺した犯人が分かったような気がすると翔太に伝える。
翔太は、急いで神谷との待ち合わせ場所の公園へ向かう。しかし神谷は、ビスで手足を打ちつけられ、こめかみにもビスを打たれた姿で、微笑みながら死んでいた――!