真戸原(松村北斗)との交際をスタートさせた瀬奈(川口春奈)。真戸原は交際していることを事務所のみんなに報告したいというが、瀬奈は周囲の目を気にして、秘密にしたいと言う。一旦は瀬奈の意向を汲む真戸原だったが、瀬奈から愛されていないのでは、と不安が残る。
同じ頃、二人が交際していることを偶然知ってしまった早川(じろう)とこずえ(長濱ねる)。周囲に内緒にしたい意志を感じた二人は、陰ながら応援することに。だが、たかなし法律事務所の口コミサイトに「社内恋愛をしている弁護士は信頼できない」と批判的な口コミがあるのを発見してしまう。二人は、瀬奈と真戸原の恋を守るため、犯人捜しに動き出す。
瀬奈と真戸原のもとには新しい案件が。クライアントは会社員の梅林恵(水崎綾女)。恵は会社の後輩の正田和樹(井上想良)と交際をしていたが、正田の束縛が強く、恵から別れを切り出したという。その後、正田は退職することになるのだが、全社宛のメールに「恵が浮気をした」と書かれていた。正田は誤送信だと言っているが、恵はフラれたことへの報復であるとして、名誉棄損で訴えたいと話す。
依頼を受けて調査を進める二人は、正田のメールには報復の意図があった感触を得る。順調に訴訟を有利に進められそうであるが、交際をオープンにするかどうかで揉める瀬奈と真戸原の距離は遠ざかる一方。悩める真戸原は、所長・翠(板谷由夏)にこのことを相談すると、ある決意をして…。
そして裁判当日。またしても真戸原が、驚きの行動に出る…。
口コミの犯人が、前回瀬奈と真戸原が弁護を担当していた梶野穂花(山崎紘菜)であると突き止めた早川とこずえ。穂花は裁判に負け、自身が不幸のどん底にいるにも関わらず、担当していた瀬奈と真戸原が幸せそうにしていることが許せなかったと告白する。こずえと早川は、瀬奈は裁判に勝てる見込みがなく示談を勧められている状況下でも、穂花の想いに寄り添いたい一心だったことを明かす。すると穂花は、今まで書いていた口コミを全て削除する。
裁判当日を迎えた瀬奈と真戸原。正田は変わらず、メールは誤送信だったと主張する。しかし、メールを送信したタイミングが恵と別れてからしばらく経っていたことを追求されると、別れた後に恵が取引先の息子とお見合いをしていたことを知り、強いストレスを感じたためだと暴露する。恵はお見合いに行った話をかつて否定していたので、瀬奈たちは驚く。
状況が悪くなる中、真戸原が突然正田に反対尋問を始める。恵が社内恋愛を秘密にしたがった理由を「他の男に乗り換えるつもりだったからだ」と言う正田に対し、真戸原は、恵が交際中いかに正田を好きだったかを述べる。そして、「関係を秘密にされていることばかり気にして、恵の気持ちが見えていなかったのでは?」と正田を問いただす。
閉廷後、恵は、取引先からきたお見合いの話を穏便に断るために食事に行っただけで、縁談自体はきちんと断ったと説明する。するとそこへ現れる正田…真実を知った正田は、怒りに任せてメールを送ってしまったことを恵に謝罪し、二人は和解する。
瀬奈は、真戸原との交際を秘密にしたかったのは、恥ずかしさなど自分勝手な理由だったと謝罪する。真戸原も、自分のことばかりで瀬奈の気持ちを考えられていなかったと謝まる。そして瀬奈は、事務所のみんなに交際を明かしたいというが、その前に祥子(瀬戸朝香)に報告させてと言う。
だが、祥子へ交際を打ち明けると、宇井(田中圭)との復縁が瀬奈の幸せだと考えていた祥子は強く反対する。落ち込む瀬奈だったが、真戸原や秋帆に励まされ、再度真戸原と交際したいと伝えると、祥子は泣きながらそれを受け入れる。
交際報告の準備が整った瀬奈と真戸原は、緊張した様子でみんなへ報告するが、すでに事務所の面々はそれを知っており、暖かく祝福される。その夜、パーティをすることになり、真戸原たちが準備をする中、瀬奈は事務所から向かおうとするが、突然そこへ宇井が現れる。宇井は「咲良がいなくなるかもしれない」というと、憔悴しきった様子で瀬奈へもたれかかる。すると、瀬奈を迎えに来ていた真戸原が偶然それを目撃してしまい…。