出場チーム

12月12日、アルアハリ戦前日会見

12月12日、アルアハリとの初戦を明日に控えたパチューカが試合会場となる国立競技場で最終調整を行いました。笑顔の選手も多く、順調な仕上がりを感じさせました。

メサ監督
「1年も待った素晴らしいチャンスが、とうとうやって来た。他の事をほったらかしにしたわけではないが、去年悔しい負けを喫した時に、日本に必ず戻るんだと誓っただけに明日へのモチベーションは高い。」

Q.明日のフォーメーションは?

「試合までまだ24時間ある。まぁ、想定のものと同じだと思ってくれていい。ここ数試合同じメンバーで戦って成績が良いので。」

Q.アルアハリの印象は?

「相手はアフリカ王者。とても素晴らしいチームで、ボールの扱いがうまい。尊敬の念を持って試合に臨むが、うちらしいサッカーを見せて勝ちたいと思う。向こうも同じ気持ちだろう。」

Q.練習試合を2試合やったそうだが、その成果は?

「確かに2試合練習試合をしたが、自分たちのレベルを戻すために行った。長旅だったし、コンディションを日本に適応させたかった。個人的なプレーより、自分たちの目指す組織的なサッカーを確認したかった。勝とうと思ってやった試合ではない。」

Q.アルアハリで一番恐れているのは、中盤か攻撃陣か?

「心配も警戒もしていない。ただプレーするだけだ。ライバルへのリスペクトは忘れたくない。代表クラスの選手が多く、みんな素晴らしい。けれど、特に警戒はしていない。」

Q.メキシコはいつもアフリカのチームに負けているが?

「それは過去の話。」

Q.アルアハリは背が高い。セットプレーの練習はしたか?

「自分たちもヘディングが強い選手が多いし、特に高さは気にしていない。」

Q.去年の敗戦から得た一番の教訓とは?

「学ぶことは多かった。メキシコ国内では、いろいろな事を言われた。確かにゴールチャンスがあったのに決めることが出来なかったが、それは批判されるほどの事ではなかった。自分たちのプレーをしたのに負けてしまった。力が上でも負ける。サッカーではよくある事。」

Q.アルアハリで警戒している選手は?

「アフリカの決勝2試合は見たので、よく知っていると思うが、個人名は挙げたくない。アルアハリを一つのチームとしてリスペクトしているからね。試合は11人対11人でやるもの。ボール扱いがうまく、テクニックがある。どの選手というより、全体が危険なチームと言えるだろう。」

GK カレロ
「この大会にまた出られることを幸せに思う。いい大会にして終わりたい。開始1分から余すことなく自分たちのサッカーを見せて、決勝に進みたい。」

Q.キャプテンから見たチームの雰囲気は?

「去年と今年では全然違う。毎日、楽しんで明るく過ごしている。感じ方が違うと思う。ベストを尽くしながら、大会を楽しみたい。チームには、これがキャリアの最後になる選手もいるから、みんなで楽しみたい。」

Q.新しい公式ボールの感触は?

「うーん、どうだろう。確かにボールはいつもGKにとって複雑なものだが、去年より軽い気はするが、特に意識はない。時間をかけて慣れたから、問題はない。自分のプレーに徹したい。逆にこのボールをうまく使って勝てればいいね。」

Q.今年は無我夢中で勝ちに行く?

「パチューカはいいサッカーをしているし、いい監督もいる。勝てるチームだと思っているのでいい試合をしたい。もう勝利のそばまで来ていると思っている。」