こどものやる気の出させ方★「やる気を削がない」

最近、子どもの歯が抜けました。大人のギザギザした感じの前歯が生えてきて、わが子も大きくなったものだと感心しきりです。

kyo-ko(コンプライアンス推進室)

どうすれば子どものやる気が出るのかは、本当に、さっぱりわかりませんが、
「どうやる気を削がずに伸ばしてあげられるか」は常に考えています。

 

子どもはもともと知的好奇心にあふれていて、もちろん、勉強も大好き。
その「大好き」という気持ちを、親は邪魔してはならないと以前聞いたことがあり、

本当にそうだよなぁーと思うからです。

 

うちの子は5歳ですが、
確かに、ちょっとした教材を与えると飛びつきますし
しりとりやナゾナゾも大好きですし、
絵を描いたり、工作したりも嫌いではないようです(結構下手ですけど・汗)。
やはり人間は「頭を使って快楽を得る動物」なんだと思います。

 

子どもと一緒に机に座っていると、
色塗り1つとってみても、つい「もうちょっと早く」とか「もっと丁寧に」とか
いろいろ要求もしたくなるのですが、そこはグッと我慢。
「もうちょっと早く」と言いたいその瞬間はとにかく我慢して、
その後、子どもがいいペースで作業をしているタイミングで「このスピード、いいね!」と褒める。
「もっと丁寧に」と言いたいところは抑えて、
子どもが丁寧に塗れたらその部分を指さして、「ここは丁寧ですてきね」と褒める。

昨夜も、そんな感じで様子を見ていると、親が要求してもいないのに、
自分で後から「雑だったかな?」と思ったのでしょう。
4~5か所を消しゴムで消して、丁寧にやり直し、
そして私の顔を見てにっこり。満足そうにしていました。

 

ほめて育てるという発想に近いかもしれませんが、
どちらかというと、「やる気を削がず、あわよくば触発する」という感じでしょうか。

 

まあ、日常、そうもいかないこともありますし、
「もういや!もうやらない!」と怒らせてしまうこともありますし、
感情的になってしまうことも、本当にしょっちゅうありますが、
今は小学生になる前のまだまだピュアな時期。
将来、「勉強って楽しい」「考えるのは楽しい」という感覚を
なるべく長く持ち続けていられるよう、
私はひたすら「子どもの邪魔をしてはいけないのだ」と自分に言い聞かせています。