TOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップジャパン2007

大陸予選情報

ACミラン/ヨーロッパ代表



2007.12.16 ボカ・ジュニアーズ戦後インタビュー

◆ヒーローインタビュー
FWカカ
本当にうれしいし、すごく満足のいく結果となった。自分に足りなかったタイトルはこの一つだったので、言葉に出来ないくらいうれしい。神に感謝したい。
今年は、難しいと思っていたタイトルも全て取ることが出来た。ACミラン、そして僕をサポートしてくれたすべての方々に、感謝を捧げたい。

DFマルディーニ
幸せだね!プライドをかけてこの大会に臨んだが、ACミランのキャプテンであることを誇りに思う結果となった。ラストマッチ?答えはノーだ。来年6月まで契約は残っているし、それまでに取れるタイトルは全部取るつもりだ。


◆試合後インタビュー
FWカカ
本当にうれしい。2003年のトヨタカップではボカに敗れたが、今回はACミランが勝った。
借りを返すことが出来たのがうれしいね。
2つのアシストに1つのゴール。常に、チームプレーを心がけているので、実際にそうなってうれしく思う。自分は、クラブと代表チームのどちらでも重要な選手になりたいと思っている。
そのためにはもっと成長しなければならない。
最後に、日本で応援してくれた人々に心からありがとうと言いたい。


DFマルディーニ
すごく望んでいたタイトルを取れて本当にうれしいし、素晴らしい事だと思っている。
ここまで来るだけでも、相当苦労した。それだけに喜びも大きい。自分の年齢を考えると、今回のクラブ世界一のタイトルは、数々の勝利の中でも意味のあるタイトルと言える。
日本でプレーするのはこれが最後になるかもしれないが、応援してくれた全ての人々に感謝したい。アリガトウ!

FWインザーギ
本当にうれしく思っている。いつも日本のファンは私に大きな声援を送ってくれる。
その日本で結果を出すことが出来て良かった。日本で応援してくれたファン、そして遠くミラノから駆けつけてくれたファンに感謝している。大舞台で結果を出せた事は、本当に運命としか言いようがない。アテネ(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)と
モンテカルロ(UEFAスーパーカップ)でもトロフィーを持ち帰ることが出来た。さらに今回も、僕の手でトロフィーを持ち帰ることが出来て、こんなに幸せなことはない。

◆クラブワールドカップ総集編より
FWカカ
とても幸せな気持ちだ。自分は、いつでもどんな試合でもゴールを決めることを大事にしている。
今日もゴール出来て、本当にうれしい。今夜は、家族や友人が遠くから来ているので、ホテルでみんなでこの勝利を分かち合いたい。明日スイス(FIFA最優秀選手表彰式)に飛ぶので、そんなに遅くまでは出来ないけど。

Q.(一緒に出演している)相馬と細貝の印象は?
3日前の試合で対戦した時に、僕は試合後のインタビューで、相馬を素晴らしい選手と言ったんだよ!
細貝のことももちろん、いい選手だと記憶しているよ。

Q.カカのゴールの時に、マルディーニがけがで倒れていたが?
気付いていたが、みんなが「行け」と言ったので、攻撃を続けた。ちょっとシュートミスになったけど、入って良かった。

MFセードルフ
とても満足のいく結果となった。ボカも素晴らしい試合展開を見せていたが、後半に入って積極的にプレッシャーをかけたのが、うちにいい結果をもたらしたのだと思う。

Q.4−2という大差の結果を予想していたか?
もともとゴールが多い試合になると考えていた。3−2とか2−1のスコアを予想していた。
木曜の試合(浦和レッズ戦)よりも、今日の方が時差もより解消されて、コンディションが良かったと思う。10点満点なら8点だね!この後は、みんなでお祝いするよ。

MFガットゥーゾ
みなさん、ありがとう。応援してくれたすべての方に、心から感謝を述べたい。

Q.出演直前に携帯電話をかけていたが?
日本に家族が来ているので、娘に「勝ったよ」と直接伝えたかったんだ。

Q.勝利のために守備に徹しているように感じたが?
今までサッカーを続けて来て、自分に足りないトロフィーだったので、どうしても勝ちたかった。
ACミランのユニフォームを着ていること、そして仲間たちを誇りに思う。

Q.相手選手に噛みつくようなプレースタイルはどこから来るのか?
たとえば、カカならばファンタジスタという役割がふさわしいが、自分はそういうタイプではないし、イタリア南部の出身だ。その地域は、もともと闘志をむき出しにするような気質が特徴なので、生まれつきかも。

最後にこの出演に際し、自分から一言申し上げたいことがある。それは、日本の方々はいつも自分たちを温かく迎えてくれ、我々はとても感謝しているということ。イタリアのサポーターとは、そこがちょっと違うと思う。私たちが学ばなければいけないことが、たくさん日本の文化の中にある。本当にありがとう。

FWインザーギ
この2007年は、自分の長いキャリアの中にあっても、最高の1年と言える。ここでも2ゴールをあげ、勝利をもたらすことが出来た。さきほどガットゥーゾが言ったが、日本のファンからは、たくさんの声援をもらった。ありがとうと言いたい。

Q.どうしたらあのようなゴールが決められるのか?
自分はもう35歳で若くはないが、あの瞬発力はやはり持って生まれたものだと思う。それがACミランという素晴らしい環境の中で、さらに磨きがかかっているのではないか。

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