岳雄の手に調理師のバイト中にできた無数の切り傷があることに気づく拓だが、自分に疑いの目を向ける楓にキレた岳雄から追い返され、まさかの弁護拒否!岳雄を心配する母・
しかし、テレビ局員の
翌日。起訴前弁護で不起訴を勝ち取りたい拓と楓、
不起訴を勝ち取るタイムリミットが迫る中、拓はなぜかガソリンスタンドの向かいの家の庭にあった巨大オブジェに執着する。その正体が、住人が趣味で作ったという日の出の光を受けて輝く芸術作品『日の出の塔』と判明しスッキリする拓だが、弁護材料が見つからず焦る楓は拓にイラつきを覚える。
疑いを晴らすためのアリバイが見つからない中、岳雄の起訴が決まり拓たちはいよいよピンチに!しかし、ペットボトルの水が光を透過してゆらゆらと影を作る様子を見た拓は、突然何かを思いつくと慌てて『日の出の塔』がある家へ!そこには拓から監視カメラの映像解析を頼まれていた科学者の
拓と楓は実証実験の映像を手に検察庁の指宿のもとへ。事件の起きた朝7時に岳雄はガソリンスタンドにいたとアリバイを主張し、6時45分に岳雄を映していたガソリンスタンドの監視カメラの時刻表示が15分遅れていたと話す。実は事件当日、その地域では一時的な集中豪雨があり、ビニールハウスに設置された監視カメラの映像には、7時にビニールハウスに溜まった水を逃そうと揺らしている様子が映っていた。その水を通過した光が『日の出の塔』に反射し、ガソリンスタンドにいた岳雄の映っていた監視カメラにも映り込んでいたのだ。拓たちが地道に進めた検証が決め手となって、岳雄の冤罪が晴らされる!
数日後、無事留置所を出た岳雄に、拓は一度疑われた人間に対して偏見の目が向けられるのは仕方がないことだと話す。しかし、人は変われると信じる拓の言葉に岳雄は背中を押される。
楓は、エリート検察官の息子である拓がなぜ貧乏弁護士になったのか尋ねる。答えをはぐらかす拓だが、人は変われないと思っている父・真との間には何か確執がある様子。さらに、拓と秋保がかつて東央大学の理工学部で先輩後輩だったという関係を知る楓。拓が理工学部から法学部に移ったきっかけは