ママモコモ子育てブログ
2014.03.06 くらし
がそりん(技術統括局)
4月から高校生になる娘がいます。
「もう大人、自分でやれるね」と思って放置した結果、
うっかり忘れて冷や汗モンで困ったこと、
とくに、電車で通っているお子さんがいる方へご紹介します。
①命の1000円
「ずっと前から定期券が切れていたけど知らずにチャージで通っていた。
帰れないんだけど・・」
子どもの定期券の期間なんてチェックしていない!
最寄りの駅でチャージが足りず、財布の中にあるお金も足りず、駅から出られない模様。
これは本当に困りました。
駅で待たせて会社を早退するか・・と覚悟をしましたが、
入学式のとき、こっそりと、定期券の中に、
何かあったときのための千円札を入れておいたことを思い出しました。
それ以来、我が家ではその千円札を「命の1000円」と呼んで、お守りと一緒に入れています。
財布とは別の緊急対応のお金、準備しておくといいですよ。
②「自分がどこにいるのか分からない」対応
先日、帰り途中の電車が止まった時、
近くの駅から歩いて帰ろうとスマホの地図のナビを使っていたそう。
そこまではいいのですが、その途中に、電源が切れてしまった・・・
自分がいる場所が全く分からない。
現代の子は、スマホの地図には慣れていますが、
狭い範囲でしか把握していないことを痛感しました。
どうにか公衆電話を探したそうですが、より一層迷う方向に。
最終的には、電柱で住所を見て、一緒にいた友人の親が迎えに行ってくれました。
あまりにもスマホに頼っている便利な生活を省み、
今、東に向かって歩いているのか、西に向かっているのかくらいはわかるよう、
紙の地図と路線図を持たせるようにしました。
何があるか分からないのが新生活。
仕事中の親は急な対応はなかなかできません。
特に便利になっていると、知らず知らずに忘れていることもあるんですね。
文明の利器にたよらなくても生きていけるよう、育てなければ!と思う今日このごろです。
2014.02.10 くらしジャンル
がそりん(技術統括局)ライター
あと1ヶ月半で小学校を卒業する娘の様子を見ていると、
「成長したなぁ」と感慨深い日々を送っています。
小学校生活は保育園と違い、親も子も急に成長し対処せざるを得ないことがあります。
私の場合は、小3に上がるとき、学童が満杯になり入れなかった時のことでした。
親が定時に帰っても、子供は1人で数時間過ごさないといけません。
この時間、どう過ごせばいいのか・・
これは働くママの共通の悩みとはいえ、焦り、困ってしまいました。
先輩ママに相談をしたところ、いきついたのが"習い事を始めてみる"でした。
1つは「塾」。
塾といっても、とにかく娘が学校終わりに自分で通いたいと思ってくれることを願い、
楽しそうなところを探しました。
また、入室・退室の情報がメールで送られるような安全対策が整っているところ、
終わっても自習して時間つぶしができるところを探しました。
今の塾って、小学校2年生対象のところもあるのですね。
塾に行ってみたら、ほとんど保育園の友達で、同じ悩みを持っているんだなぁ、と安心したことを覚えています。
塾においてあった本を読むようになったり、
学校でやらない科学の実験をチャレンジしたりと、勉強面でも助かりました。
春休みから入学したことで、新しい学年ではスムーズに通え順調にスタートできました。
もう1つは「音楽教室」でした。
ピアノでもバイオリンでも何でも良かったのですが、
親が帰ってからは「食事」「お風呂」「寝る」でバタバタするので、
学校から帰って一人で練習する時間を作り、音楽を楽しむ余裕をもってもらいたく、
エレクトーンに通わせました。
選ぶポイントは、家から近いというよりも、最寄りの駅から近いこと。
これは仕事帰りに娘をピックアップできるように、と考えたからです。
また、教室が終わっても、他のお友達が弾いているのを聞かせてもらえるところや
オーケストラのビデオを見せてもらえるところを選びました。
これでどうにか週の3日は習い事が入ることで学童の替わりができました。
他のお友達は、「絵画教室」とか「運動教室」などにも通っていましたが、
我が家の場合は、娘の体力から週3日が限界でした。
それでも週2日は家にいることになりますので、
もしも鍵を忘れた時を考え、隣家にお願いをして、
電話番号やメールアドレスを交換し、万が一の場合をお願いしました。
それでも何か困った場合はどうしよう、隣家が旅行中だったらどうしよう・・・・と思うと心配で、
悩みに悩み、結局、娘が小学校に入る前に通っていた保育園にお願いすることに。
園長先生からは快諾してもらえました。
実際、ランドセルのまま行って、何度か助けてもらったことがあり、本当に助かりました。
とにかく曜日ごと、放課後の娘の行動を決め、
万が一の場合も対応できるようにし、様子を見ていたところ、
夏ごろには空いている日には放課後に学校で思いっきり遊んで帰るようになったりと、
メリハリがつく生活ができるようになりました。
当時は不安だらけで、綱渡り状態でしたが、やってみると、どうにかなるものです。
そんな娘も春から中学生です。
娘が放課後をどう過ごすのか、
親としてちょっと離れて様子を眺めていようと思っています。
2014.01.14 くらし
がそりん(技術統括局)
いよいよ娘の中学受験が開始。
手始めに、先週末、埼玉県の学校を受験してきました。
塾でも「あと○日」とカウントダウンが開始され本人も落ち着きません。
そんな時に、娘から「ママ、一緒に寝よう・・・」と嬉しい(?)お誘いがありました。
考えてみれば、小学校1年生のころ、自分の部屋がほしいと、勝手に親離れして
一人で寝るようになった娘。
その後、一緒に寝るのは風邪をひいた時くらいです。
最近は風邪もひかなくなり、最後に一緒に寝たのは旅行以来でしょうか。
やはり受験という人生初めての挑戦に緊張しているんだなぁ、と、
娘の中の子供らしさが愛おしくなり、もちろん「ウェルカム!」と言いました。
寝る前に枕を並べる時、娘はいつも「ことわざ辞典」を見ています。
私は横から、テキストを覗き込みながら「これ知っている?」と聞いてみます。
昨晩は「"眉"を使った慣用句」でした。
「眉をひそめる」「眉に唾をつける」「眉一つ動かさない」は、
意味も使い方も、きちんと答えられました。
「じゃあ『眉を開く』は?」と聞いてみたところ、
自分の眉毛を引っ張り、一生懸命考えている娘。
「開くときに、上にあげると怒っているし、下にさげると安心しているようだ。うーん・・・」
試験中に同じ問題が出たら、
この子は自分の眉毛を使って考えるんだろうな・・と思うと笑ってしまいました。
受験前のひととき、寝る前の時間を親子でこんな感じで遊んでいます。
これで少しでもリラックスできればいいなぁ。
2013.12.10 くらし
がそりん(技術統括局)
現在、中学3年生の長女は高校進学を目前にした期末試験中。
小学校6年生の次女は中学入試を控えており、土曜も日曜もなく塾生活です。
・・・という訳で、最近、まったく子どもたちと「遊ぶ」ということをしておりません。
今はやりたいことをグッと堪え、勉強する時期だと言い聞かせ、
子どもたちとは、「受かったらノート」を作っています。
これは、やりたいことがあっても、今、気を取られないように、
将来、受験や進学が決まった後に、ゆっくり楽しもう!と
モチベーションを持たせるために作ったノートです。
「○○(オジサン歌手)のコンサートにいきたい」
「△△(2組デュオ)のファンクラブに入りたい」
「□□(大型遊園地)に泊りがけで遊びに行きたい」
「●●(巨人の選手)と会いたい」
「温泉にゆっくり入りたい」
「番組観覧に行きたい」
と、実現可能かどうかは別として、希望がぎっしりと書かれています。
きっと、試験が終わり、時間ができたら、お友達と出かけてしまうでしょうが、
このノートを見るたびに、「私と行ってくれればいいなぁ」と期待しながら
春を待っている今日このごろです。
2013.11.11
がそりん(技術統括局)
テレビ局で働いていると、
「時間が不規則なのによく子どもを育てられるね」と言われます。
おっしゃる通り、不規則な時もあります。
仕事はほどほどに、なるべく残業しないように、と心がけているのですが、
仕事の山をうまくコントロールすることは至難の業です。
ただ、子どもが中学生になった今、
1番大事なことは、子ども達に1番の仕事の理解者になってもらうことだと思っております。
なので、いつも、今は何で忙しいのかを逐一説明するようにしています。
さて、この夏、私は3年前から準備していた初挑戦の企画と格闘していました。
ちょうど夏休みに入る前だったので、
長女は親戚の家に長期宿泊を、次女は夏期講習を目一杯入れて、
もしも忙しくなっても何とか対応できる準備をしました。
結果的には、夏休み中はもちろん、
9月になっても、出張や残業、休日出勤が入ることになってしまいました。
ひやひやしましたが、
どうにかうまく予定が組めて、何とか乗り切ることができました。
また、その間、子ども達が体調を崩さないでくれて、
本当に良かった・・とホッとしました。
さて、そんな多忙な夏休みを過ごした集大成が、現在開催されている
特別展「京都-洛中洛外図と障壁画の美」
テーマは、""京都でも見ることのできない京都"
私が担当した部分は、
高精細カメラを複数台使い、ほぼ実寸大の龍安寺の四季を再現したところです。
龍安寺現地は、普段は人が多く、なかなかゆっくりとは見られません。
25年前の自分の修学旅行を思い出し、
廊下に座ってボーっと見ていたいと思った時の様子を映像にしました。
その意味でも、"京都でも見ることのできない京都"となっています。
これは技術的にも本邦初となる企画だったため、
技術者魂を激しく刺激されるいい経験となりました。
仕事と子育て、この時間のやりくりはこれからも悩み続けるでしょう。
自分の仕事の経験を増やしつつ、子どもと向き合っていければと思います。
まずは来週、子ども達を連れて行き、
「これがママの忙しかった仕事だよ」と見せ、
今後も忙しいときこそ説明をしていこうと思っています。