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日本のテレビが初潜入!『永年の謎が解けた!現地大調査!古代エジプトの謎』

2024.03.23 公開

 

社会
大城 道則 先生

専門は古代エジプト史。
バーミンガム大学でエジプト学の修士号取得、
2001年に博士号を取得。
エジプト以外にもシリアのパルミラ遺跡とイタリアのポンペイ遺跡において発掘調査に参加。
2003年から駒澤大学勤務、現在は文学部教授。
『ピラミッドへの道』(講談社)
『古代エジプト 死者からの声』(河出書房新社)
など著書も多数。

 

古今東西の名物講師が登場し自ら“使える学問”を講義する『世界一受けたい授業 3時間拡大スペシャル』が23日に放送された。『永年の謎が解けた!現地大調査!古代エジプトの謎』という講義では、NESMITH(EXILE)がエジプトに赴き、古代エジプトの新事実を徹底調査した。

NESMITHは、30年近くエジプトを中心に発掘調査を続ける専門家とともに、エジプト・ギザにある『ミイラ工房』を訪問。『ミイラ工房』は昨年5月に発見されたばかりのこれまではっきりと解明されていなかったミイラの作り方や起源などが明らかになる場所で、日本のテレビでは初潜入だという。

そもそもミイラは亡くなった人が来世で復活できるよう肉体を保存するために用いられたもので、内臓を取り出した遺体を40〜70日ほど塩漬けにして製作するという。『ミイラ工房』には、当時使われていたナイフや包帯がそのまま残されていた。

続いてNESMITHは『ミイラ工房』のすぐ近くにある、地下12メートルの空間に移動。ここでは何らかの理由によって、行き場を失った木製の棺が60基以上残されていた。そのなかにはミイラが現存している綺麗な塗装が施された棺もあり、NESMITHが特別に棺の中をのぞくことに。

棺のすき間から、ミイラをのぞいたNESMITHは「うわうわ、マジか」と保存状態の良さに驚いた。「めっちゃこう、包まれていて。さらに縛られている。縄みたいなのも見えますよ」と人間の形を保ったミイラにリアクションし、現地の専門家から感想を求められても「これは言葉にするの難しいな」とあっけにとられた様子だった。

その後NESMITHは、ピラミッド建造の謎を解き明かす鍵と言われる『崩れピラミッド』に足を運んだ。四角すいだった外壁が崩れ、砂山の上におよそ70メートルの台形の塔が残っているこのピラミッドは、『ギザの大ピラミッド』で有名なクフ王の父・スネフェル王のお墓とされており、崩れた部分からピラミッドの構造の調査できると言われているという。

崩れピラミッドに潜入したNESMITHは「おー深い。ちょっと想像してたより全然深い」と60メートル以上ある急な坂を下り埋葬室へ。そこには4500年前のものとされる大きな木が残されており、専門家は建築の際に使ったものだと予想。当時、エジプトに巨大な木は存在しないはずであることから、この木は東地中海から輸入したものなのだそう。専門家は「貴重な物なんです。下手したら黄金よりも貴重じゃないですか」とコメントした。

 

 

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