東京都出身。
法政大学社会学部社会学科を卒業の後、数社の出版社勤務を経てフリーランスに。「命を作る現場から命の消える現場まで」をモットーに、売買春、違法薬物、違法賭博、カルト、自殺など、危険地帯や裏社会関連を主に取材。国内だけでなく、イラク、アフガン、北朝鮮、シリア、ミャンマーなど、戦場／紛争地帯を含め海外取材も多数。

◆「闇バイト」に加担しない！被害に遭わない！ための4つのキーワード

＼キーワード①／ 今が1番キケン！
この3月、一気に闇バイトによる犯罪が増える危険性が高い！
警察による仮装身分捜査がまもなく実施される予定。これまで許されていなかった、警察の捜査員が架空の身分証を使い、反抗グループに接触する調査のこと。捜査員が犯行現場に潜入できれば、闇バイトで集まった人を逮捕することができ、事件も防げるので、闇バイト抑止効果がかなり期待されている。
しかし、なぜ仮装身分捜査が始まる前が要注意なのか…？

仮装身分捜査が実施されると、闇バイトで稼げなくなってしまうので、稼げなくなる前の駆け込み需要的に一気に闇バイトの犯罪が増える危険性が高いそうです。

＼キーワード②／ 中高生がヤバい
SNS上に存在する個人融資アカウントでは、中高生が担保や保証人がなくても
簡単にお金を借りることができてしまう…

これが闇バイトと一体どういう関係があるのか…？
期限までに返済しないと、闇バイトを紹介され、加担せざるを得ない状況に引きずり込まれてしまうのです。
中高生を狙うポイントとして…
個人情報を犯罪組織に送ったことで脅されると思ってしまい、非常にコントロールしやすくなるそうです。

さらに…
「君未成年でしょ？だったら少年法に守られてるから捕まっても全然大丈夫だよ」と
言葉巧みに誘います。
これはもちろん嘘ですが、このように言われて稼げるならやってしまおう！
というケースもあるようです。

＼キーワード③／ 闇名簿と表の名簿
表の名簿というのは、高額納税者・年収1200万円以上・全国一戸建て居住者などの名前・連絡先が
載っているもので、電話営業用などの名目で販売している会社があります。
闇名簿には、犯罪グループがフィッシングサイトで抜き取った個人情報や、
悪徳業者の訪問販売で商品を購入したことのある騙されやすい人の情報などが
記載されています。
犯罪グループは、表の名簿で高額納税者の情報と、闇名簿の騙されやすい人の情報を重ね合わせるなどしてターゲットを選別していることも！

！対策！
表の名簿に載ってしまうことを防ぐのは難しいのですが、闇名簿に載らないようにすることはできます！
大手のショッピングサイトに見せかけたような偽のショッピングサイトなどにむやみに個人情報を打ち込まないように注意しましょう。

＼キーワード④／ ビーチリゾートがキケン
東南アジアのビーチリゾートに、詐欺電話のかけ子のアジトが作られるというケースが近年非常に増えています！

なぜ日本ではなく、東南アジアのビーチリゾートなのか…？
「ビーチリゾートでお金を稼げる！」という甘い誘い文句にのせられて現地に行くと、パスポートを取り上げられて、無理やりかけ子をやらされて、しかもきついノルマで死ぬほど働かされます。

闇バイト犯罪が怖いのは、
誰もが被害者になる可能性があるのと同時に、誰もが加害者になる可能性がある
というところ。
勢いでいいバイトを応募してみたけれど、やっぱりちょっと怪しいかも？実はこれやっぱり犯罪だよな？と気付いた時点で、
警察や警察相談ダイヤル#9110に連絡をしてください。
ヤングテレホンコーナーというのも、各都道府県の警察に用意してあるので、大至急連絡を！

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