外出自粛が続く今だからこそ読みたい!子どもも大人も楽しめる絵本! 大人気絵本作家ヨシタケシンスケさんに独占インタビューも!
「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」のアンバサダーも務める、
芥川賞作家・又吉直樹先生が大人も子どもも楽しめる絵本を教えてくれます!
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◆総売上400万部以上!絵本作家ヨシタケシンスケさんの人気のヒミツ!
ヨシタケシンスケさんは絵本に、笑顔をほとんど描かない!その意外な理由!
笑顔をほとんど描かない理由は・・・「笑顔の絵は、半分の人を傷つけると思っているから」 笑顔の絵を見た時に、子育てを楽しんでいる人が見たら「私と一緒だ」と思える一方、子育てを辛いと感じている人がその絵を見たら、「なんで私は楽しくできないんだろう・・・」と考えて傷つけてしまうと考え、ヨシタケさんは笑顔をあまり描かないのです。
◆総売上400万部以上!絵本作家ヨシタケシンスケさんの人気のヒミツ!
絵本「わたしのわごむはわたさない」 主人公の女の子が“輪ゴム”にこだわった可愛い理由
ある時、ゴミ箱の横に輪ゴムが落ちていたのを見つけた女の子が、その輪ゴムを欲しがります。
もらった女の子は大喜び!なぜ喜んだのか?それは私だけのものがずっと欲しかったから!
兄弟のお下がりでもない、みんなで使うものでもない、ちょっとだけ貸してもらうものでもない。
そう・・・私だけのもの!
兄弟などがいると、自分だけのものがないこともあります。そんな子ども心を普通なら欲しがらないような物で、可愛らしく表現しているのです。
そして実はこの絵本の女の子のモデルは、ヨシタケシンスケさんの二男がモデルだそうです。
◆総売上400万部以上!絵本作家ヨシタケシンスケさんの人気のヒミツ!
絵本「もしものせかい」はヨシタケさん自身を救うために描かれた絵本!
主人公の男の子が昼寝をしていると、大切にしていたロボットのおもちゃがネコに持って行かれてしまいました。
ロボットは、男の子との夢の中に現れ、「もしものせかいに行くことになりました」と告げます。
「もしものせかい」とは、心の中にあるもう一つの世界。
目の前からなくなったものは、実はなくなったわけではなく、全て「もしものせかい」にいるとロボットは言うのです。
この絵本は、ヨシタケさん自身を救うために描かれたそうです。
悲しいことがあり、落ち込んだ時、自分だったらこういう風に誰かに言ってもらいたいなという思いから、自分を慰めるために描いたのでした。
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又吉先生が語るヨシタケシンスケさん絵本の魅力は、発見と共感のバランス!
ヨシタケさんの絵本をほとんど読んでいる又吉さん曰く、ヨシタケさんの魅力は発見と共感のバランス。 新たな発見があってドキドキする一方、「そういうのあるある!」という共感できる部分もあり、納得できるという 側面もあるのです。
◆絵本だけどポイントは呼吸法 外出自粛のストレスでイライラした気分がスッキリする魔法の絵本!
「これを読んだら兄弟喧嘩が激減しました!」「4歳の娘が物に当たらなくなりました!」など話題の絵本!
主人公のユニコーンのガストンは時々イライラします。
ママに「早くお風呂に入りなさい!」と言われた時、大人みたいに1人でやりたいのにうまくいかない時・・・
すごく腹が立つと、頭の中に雷雲がモクモク・・・この絵本はそんなイライラする気持ちを鎮める絵本!
①目をつぶって鼻から息を吸い込んでお腹を膨らまそう
②息を止めてすばやく肩を動かそう(上と下に2、3回)
③口から息を思いっきり吐き出そう
怒りの雲を追い出す!するとガストンの頭の中はキラキラのお日様になったのです。
この呼吸法は、子どもだけでなく子育てにイライラしている親にも効果てきめんと話題になりました。
自律神経研究の第一人者、小林弘幸先生によると、この呼吸法により副交感神経が優位になるので気持ちが落ち着くため理にかなっているそうです。