あなたのスマホがとにかく危ない!デジタル犯罪から身を守る方法
元埼玉県警察本部刑事部捜査一課の警部補
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◆SNSの写真から投稿者の個人情報を調べあげる『特定屋』に注意!
「特定屋」のほとんどは暇つぶしでやっている人々ですが、そこで特定された情報が犯罪に利用されていることがあります。特定屋は、SNSに投稿された写真から、太陽の位置や建物を参考に地図アプリを駆使して家を探し当てたり、何気なく写っている管理番号付きのマンホールなどから住所を特定していきます。最近のスマートフォンは写真の画質が良いので、それをズームにしてしまうと、瞳に映った背景で場所を特定されたりすることがあります。SNSに写真を載せる際は、画質を下げることをオススメします。
◆ステイホーム期間中、子どものあることが犯罪につながった!?
SNSを利用するために必要な登録情報の「アカウント」。そのSNSのアカウント売買が、中高生の間で流行っています。フォロワー1万人を超えるアカウントが5万円以上など、インターネット上で高額で取引されています。SNSアカウントの売買は、利用規約違反になる事があります。また、詐欺などの犯罪に利用するために購入する人も多く、それを知っていながら売った人も犯罪になります。