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帰ってきた!3月1日(土)よる7時00分〜8時54分 放送

コナン君と謎解き!学力日本一! 世界も注目する秋田県東成瀬村の学習法ミステリー

2019.11.30 公開

学力日本一!秋田県東成瀬村の学習法を村で唯一の小学校
東成瀬小学校 校長 加藤久夫先生が紹介します。

【社会】
加藤 久夫先生

◆児童たちが勉強しやすいように“机”を特注で作っている

学校で、教科書やノート広げると机の上はいっぱいになってしまいます。
この問題を解消するために通常の机より縦に10cm、横にも10cm机のサイズを大きくすることによって、勉強に集中できるように工夫をしています。

◆学力を向上させるために授業終わりに〝この日の授業の振り返り“を行う

授業終了の5分前になると、児童が今日の授業について振り返って発表する時間を設け、自分の言葉で授業を振り返ります。
そうすることで、授業の理解度を再確認し自分なりの課題を見つけることにもつながっています。

◆学校が終わると“村の図書館”で読書

授業が終わると、小学校に併設されている村の図書館に向かい読書をします。
東成瀬小学校は授業以外に“読書“に力をいれており、 1時限目が始まる前、朝の10分間毎日読書の時間も設けています。
村の図書費は、全国の小学校平均図書費の2倍にあたる年間1人あたり6000円 です。

◆“使い終わったノート”を1年分展示する

東成瀬小では“使い終わったノート”を1年分をまとめて教室や廊下に 展示しています。
他の児童のノートを見ることによって、ノートの取り方を工夫したり勉強の質のアップにつながり、成績が伸びました。

◆村が一丸となって支える教育

人口が2500程度と少ない村だからこそ、力を注いで村の教育を進めています。
全世帯のおよそ7割が3世代同居をしているこの村では、子どもの家庭学習は親だけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんまでもが 見ています。
さらに、学校行事やPTA、授業参観などには、親だけでなく親戚の方も訪れ児童94人に対してなんと230人以上が参加!教育への関心度が高いのです!
また、小中学校の給食は無料、行きと帰りの通学バスも無料。
塾がないこの村で毎年、夏に開かれる村営塾も受講料は無料。
全て村が負担しています。
村には高校がないので、高校までの通学費も村が8割負担しているんです!
このように村が一丸となって、子どもたちの教育を支えています。

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