資産10兆円以上!天才起業家、ビル・ゲイツ ジェフ・ベゾス イーロン・マスクの人生を変えた本
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1996年、日経BP入社。
日経ビジネス編集部、ニューヨーク支局、日本経済新聞編集局証券部、
日経ビジネス副編集長、クロスメディア編集部長、
日経ビジネス電子版編集長を経て、2022年4月から経営メディアユニット長補佐。
◆天才的な実業家 ビル・ゲイツ ジェフ・ベゾス イーロン・マスク 共通点は読書家!
天才起業家① ビル・ゲイツ
子供の頃から本が好きで、大人になった今も1日1時間読書の時間を作り、年間50冊以上読んでいるそうです!
ビル・ゲイツの人生に影響を与えた本・・・『マインドセット「やればできる」の研究』
人間のマインドは、自分の能力は固定で変わらないと考えるこちこちマインドセットと
能力は努力次第で伸ばせると考えるしなやかマインドセットの2つがあるといいます。
こちこちマインドセットの人は「結果」を重視するばかりに、失敗すると『自分はダメ人間だ』と考えてしまいます。
一方、しなやかマインドセットの人は、結果よりも気づきや学びを得られたかを重視!
「弱点を突き詰めて克服しよう」と努力できるのです。
この本に影響を受けたゲイツは、
「成長の考え方について学ぶだけで、
人々が自分自身と人生について考える方法を大きく変えられる。」
と気づいたのです。
天才起業家② ジェフ・ベゾス
幼い頃から図書館に足しげく通い、膨大な数の本を読破してきました。
ジェフ・ベゾスの人生に影響を与えた本・・・ビジネス書『ブラック・スワン』
かつて西洋では、「世の中には、白鳥は白しかいない」と、言われていたのですが、17世紀末にオーストラリアで黒い白鳥が発見されました。
この出来事に対して、この本の著者は、「黒い白鳥の様に、今までの常識を覆す出来事が突如として現れることがある。しかし、それを予測することは不可能だ」と言いました。
“異常な事を人間が予測するのは困難”という考えから、ベゾスはあることを決意します!
「予測できないからこそ色んなことに挑戦しよう」
この決意は今でも生かされ、映像配信事業や、民間宇宙企業の設立など様々なことにチャレンジし続けています。
天才起業家③ イーロン・マスク
「自分は本に育てられた」と語るほど、無類の読書好き。
実業家として驚異的な実績を残しているマスクは、現在、100人乗れる大型宇宙船や宇宙産業の常識を変えた再利用可能なロケットを開発しています。
イーロン・マスクの人生に影響を与えた本・・・小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』
小説『銀河系ヒッチハイク・ガイド』ストーリー
ある日、地球が爆破されてしまいます。
主人公アーサーは、人間の姿をした異星人・フォードに助けられたことにより、唯一の地球人として生き残りました。
フォード「僕と一緒に来て!銀河は愉快なとこだよ!」
異星人と地球人の2人がヒッチハイクをしながら宇宙を旅していくという物語。
はちゃめちゃなSFコメディーですが、マスクはあるシーンに感銘を受けました。
ネズミの姿をした生命体がコンピューターに、「『生命、宇宙、そして万物についての究極な疑問』の
答えは?」と、聞きます。その答えは・・・「42です」と、意味不明なもの。
コンピューター「何が問いなのかあなた方はよく分かっていない。
それが問題なのだと思います。具体的にどういう問いなのですか?」
ネズミ 「それは・・・」
正しい答えを得るためには、正しい質問が必要。
ネズミの生命体は、究極の疑問の内容をそもそも分かっていなかったのです。
このシーンを読んだマスクは、適切な質問を考えることができれば、答えはより簡単に得られる
という気づきを得たそうです。
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