山崎育三郎先生のこれを見たら行きたくなる!ミュージカル講座
ミュージカル界のプリンス
![]() | 【特別授業】 |
◆育三郎先生オススメのミュージカル
★ミス・サイゴン
世界各地で上演されている「ミス・サイゴン」
ベトナム戦争の末期、アメリカ兵のクリスと出会ったベトナム人少女キムの、命をかけた愛の物語。
世界4大ミュージカルにも入っている名作中の名作!
特に注目したいのは主演の初代キム役を務めたフィリピン人のレア・サロンガさんの歌声!
一度聞いたら、誰もの心を鷲づかみにする本当に美しい声で育三郎先生は学生時代に初めて聞き、一発でファンになったと語っています。
彼女はアジア人として初めて、演劇界のアカデミー賞とも呼ばれるトニー賞を受賞しました。
★エリザベート
日本では1996年に上演が始まった「エリザベート」。
1898年のオーストリアが舞台で、オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリザベートの生涯を描いた作品。
日本でも特に人気なこの作品は、最もチケットの取れない作品とも言われています。
主人公のエリザベートの自由を求めながらも破滅へ向かっていく人生を、美しい音楽と共に彩っていきます。
育三郎先生は特に女性には絶対見て頂きたい作品だと言います。
◆ミュージカル俳優が演じる上で一番気を付けるのはセリフを言った後の歌い出し
ミュージカルは、基本的に『歌』『お芝居』『ダンス』で構成されています。
芝居から歌に導入していく部分を丁寧に演じていかないと、不自然な流れになってしまい、なんで急に歌い出したんだ、と思わせてしまいます。
そのため、育三郎先生はその部分を特に繊細に作っていくことを意識してしていると言います。
◆一般的なミュージカルのリハーサル最終日にはカーテンコールの稽古もする!
『カーテンコール』とは“本番が終わり、幕が下りた後観客が鳴りやまぬ拍手で出演者を呼び出すこと”。
そのときの挨拶は、適当にやっているわけではなく、曲に合わせて出る順番、タイミングが細かく決まっています!
◆ミュージカルでお悩み解決
★大人の女性になりたい人には『レ・ミゼラブル』がオススメ
『レ・ミゼラブル』は、「愛と信念」「革命と正義」「誇りと尊厳」といった深いテーマがあり、この作品を知ることによって、より魅力的な女性になると思います。
★大人の世界を知りすぎてしまった方には『アニー』がオススメ
世界大恐慌直後、誰もが希望を失っている中、孤児院に住む11歳の女の子「アニー」だけは、どんな時も夢と希望を忘れずに生きていくという物語。
★最近トキメキを感じていない方には『美女と野獣』がオススメ
愛する気持ちを知りたい方には、『美女と野獣』の中の「ひそかな夢」という曲を聴いてほしいです。
野獣がお城から去っていくベルをみつめながら歌うラブソング。これを聞いてドキドキしてほしい!と育三郎先生は言います。