昭和・平成・令和のヒットソング!作詞家・松本隆先生に学ぶ!心に響く歌詞
| 【特別授業】 |
1949年7月16日生まれ。
慶応大学在学中に細野晴臣・大滝詠一・鈴木茂とロックバンド『はっぴいえんど』を結成し、ドラムと作詞を担当。
解散後は作詞に専念し、1975年、太田裕美「木綿のハンカチーフ」のヒットにより注目を集める。
1981年、寺尾聰の「ルビーの指環」が『第23回日本レコード大賞』受賞。
KinKi Kids、近藤真彦、松田聖子、薬師丸ひろ子などに作詞を提供し、数多くのヒット作品を手掛け、2000曲以上を提供。
| 【特別授業】 |
現在、明治大学文学部教授。
1960年、静岡生まれ。
東京大学法学部卒業。
東京大学大学院教育学研究科博士課程等を経て、現職。
専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。
◆昭和・平成・令和のヒットソング 作詞家・松本隆先生に学ぶ!心に響く歌詞
日本の音楽シーンに変革をもたらしたレジェンド作詞家・松本隆先生が心に響く歌詞を齋藤孝先生と一緒に授業!
▼松本隆先生の心に響く歌詞
小麦色のマーメイド 歌:松田聖子
♪わたし裸足のマーメイド 小麦色なの 好きよ 嫌いよ
好き・嫌いの好き・嫌いという正反対の言葉を組み合わせて、的確に女の子の気持ちを表現している
September 歌:竹内まりや
♪借りていたDictionary 明日返すわ
“Love”という言葉だけ切り抜いた後 それが good-bye, good-bye
恋人の心変わりに気づいた女性の復讐の気持ちを表現している
永遠のもっと果てまで 歌:松田聖子
♪夕陽を絞ったジンジャーエール あなたとの日々が泡になる
松本隆先生の好きなジンジャーエールが赤とオレンジを混ぜた色。
そうすると海が広がって泡になって恋も消えてしまうことを表現している
▼令和。平成のアーティストがすごいと思った松本隆先生の歌詞
●マカロニえんぴつ・はっとりの松本隆先生のすごいと思った歌詞は・・・
風をあつめて 歌:はっぴいえんど
♪摩天楼の衣擦れが 鋪道をひたすのを見たんです
そういう言葉が最初からあったかのように感じさせて景色がなんとなくパッと浮かぶ。
パッと見た時に、脳が一瞬で処理した情報を、言語化する力がずば抜けてらっしゃると絶賛!
●いきものがかりの松本隆先生のすごいと思った歌詞は・・・
卒業 歌:斉藤由貴
♪ああ 卒業式で泣かないと 冷たい人と言われそう
何気ないフレーズのように聞こえるけど、その感覚を思い出せるというかスッて書けるってすごいと絶賛!
番組公式 X(旧Twitter) もチェック!