創刊35周年!「オレンジページ」で特に反響のあったレシピを大公開!
21年ぶりの『オレンジページ』女性編集長
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◆フライパンでできるバウムクーヘン!
【材料(直径約7×長さ15cmのもの1本分)】
<生地>
・卵 2個
・砂糖 50g
・牛乳 1/2カップ
・ホットケーキの素 150g
・バター 50g
・はちみつ 大さじ2
・サラダ油 適宜
【下準備】
●しんを作る。割り箸を2ぜん用意し、1本ずつに割る。キッチンばさみで長さ16~17cmのところに切り込みを入れ、手で折る。アルミホイルを30cm四方に切って広げ、手前に割り箸4本をまとめてのせ、くるくると巻く。アルミホイルの両端をねじって留め、サラダ油少々を表面全体に塗る。
●ペーパータオル1枚を折りたたんでボールに入れ、サラダ油適宜をなじませる。
●小さめの耐熱のボールにバターを入れてラップをかけ、電子レンジで40~50秒加熱して溶かす。
【作り方】
①生地を四角くのばして蒸し焼きに。
ボールに生地の材料を順に入れ、そのつどまんべんなく混ぜ合わせる。
直径26cmのフライパンに、サラダ油をなじませたペーパータオルで油を薄く塗り、中火で2~3分熱する。
フライパンをぬれぶきんの上に下ろし、生地大さじ4を流し入れて、スプーンの背で16cm四方にのばす。
フライパンを再び中火にかけてふたをし、1分~1分30秒蒸し焼きにする。表面にぷつぷつと穴があき、
指でさわると少し生地がつくくらいが、焼き上がりの目安。
②しんに生地をくるくるっと巻きつけます。
いったん火を止め、しんを生地の右端から1cmくらいのところにのせる。
フライ返しで生地の端をはがし、しんに巻きつけて手でなじませる(熱いのでやけどに注意して)
再び中火にかけ、そのままフライ返しで生地を押しながら、左端までなるべくきっちりと巻く。
さらに、1分ほどころがして焼きつけ、表面がきつね色になったら取り出す。
ここできちんと焼き色をつけておくと、仕上がったときにきれいな年輪の模様ができる。
③巻いて、巻いて、どんどん太く。
フライパンにサラダ油を薄く塗り、再び中火にかけて30秒ほど熱する。
作り方①~②を参照して生地を焼き、生地を巻いたしんに巻きつける作業を繰り返す。
ただし、フライパンの温度が少しずつ上がってくるので、様子をみながら焼き時間を50秒~1分に調整する。
焼きすぎて、生地の表面が完全に乾いてしまったときは、ボールの生地を薄く塗ってから巻くようにする。
④生地がなくなるまで焼いたら完成!
8~10回巻いて、ボールの生地がすべてなくなったら焼き終わり。
フライパンから取り出して5分ほどおき、粗熱が取れたら、ラップでぴっちりと包む。
完全にさめたら、しんを回しながら引き抜き、端を1~2cmずつ落として、食べやすく切り分ける。
ラップで包み、室温に置けば、3日ほど保存できる。
【ポイント】
★ちょこっとお直しメモ
バウムクーヘンが太くなってくると、四角くのばした生地が一周巻ききらず、すきまができてしまうことも。
そんなときは、すきまにボールの生地をスプーンなどで薄く塗り、塗った部分を下にして焼きつければ大丈夫。
のばした生地が小さかったり、きれいな四角形にのばせなかったときも、同じ要領で生地を塗りたして焼けばOKです。
○料理/小田真規子
◆にらとねぎの平日BIG餃子!
【材料(作りやすい分量)】
・豚ひき肉 250g
・にら 1/2束(約50g)
・ねぎ 1/3本(約30g)
・餃子の皮 24枚
<下味>
・しょうがのすりおろし 小さじ1
・酒、水 各大さじ1
・しょうゆ、ごま油 各小さじ1
・塩、こしょう 各少々
・サラダ油 ・ごま油
・好みで酢、しょうゆ、ラー油
【作り方】
①たねを練り混ぜて……
にらは長さ2cmに切る。ねぎは斜め薄切りにする。
ボールにひき肉、下味の材料を入れ、粘りが出るまで手でよく練り混ぜて、たねを作る。
②皮、具、皮の順に重ねて……
フライパンにサラダ油大さじ1をひく。
餃子の皮11枚を、皮の端を少しずつ重ねながらぐるりと並べ入れ、中央に1枚置く。
皮の周囲を2cmほど残してたねを広げ入れ(中央は少しくぼませるとよい)、にら、ねぎを順に広げて重ね入れる。
その上に、底と同様の手順で皮10枚を並べ入れ、中央の穴をふさぐように2枚置く。
上から手でかるく押さえる。湯1カップを沸かしはじめる。
③蒸し焼きに!
1.フライパンを中火で熱し、1~2分してジュージューと音がしてきたら、
フライパンの縁から②の熱湯の2/3量を注ぐ。ふたをして6分(※)ほど蒸し焼きにする。
ふたを取ってごま油小さじ2を縁から回し入れ、底全体に広げる(フライ返しで餃子を少しめくるとよい)。
2.底がカリッとし、きつね色になるまでさらに2分ほど焼いて火を止める。
余分な油をしっかりと拭き、フライパンよりひとまわり小さい皿をかぶせ、上下を返して取り出す(やけどに注意)。
食べやすい大きさに切り分け、好みで酢、しょうゆ、ラー油各適宜を混ぜて、つけながらいただく。
※ 4~5分で一度ふたを取り、水分がなくなっているようなら、残りの熱湯を注いでやや火を弱めて。
○料理/重信初江
◆コネないハンバーグ!
【材料(2人分)】
<タネ(4個分)>
・合い挽き肉 400g
・玉ねぎ 1個分 ・卵 1個
・パン粉 大さじ4
・牛乳 大さじ3
・サラダ油 小さじ1
・塩 小さじ1/3
・胡椒 適宜
・ナツメグ 適宜
【作り方】
①まず、刻んだ玉ねぎとサラダ油を電子レンジ600Wで2分30秒ほど加熱し、冷ましておく。
※電子レンジの種類などによって差がある場合がありますので説明書を確認してください。
②ボールに、卵、パン粉、牛乳を入れて混ぜ合わせます。
③そこに加熱した玉ねぎ、塩、コショウ、ナツメグを加えて混ぜていきます。
④ひき肉を加えたら、手でコネずに、ざっとヘラで混ぜれば、タネは出来上がりです!
⑤サラダ油をひいたフライパンで裏表をしっかり焼いたら完成。
◆10分でできる!チーズキーマカレー!
【材料(2人分)】
・合い挽き肉 200g
・プチトマト 10個
・スライスチーズ(溶けるタイプ) 1枚
・温かいご飯 どんぶり2杯分
・クレソン 適宜
<煮汁>
・トマトケチャップ 大さじ2
・ウスターソース 大さじ1
・水 大さじ1
・カレー粉 小さじ1〜2
・洋風スープの素(粒)小さじ1
・塩 小さじ1/4
【作り方】
①口径20㎝の耐熱のボールにケチャップ、ウスターソース、水、カレー粉、洋風スープの素、塩を入れて、
よく混ぜ合わせます。
②さらにひき肉を加えたら、電子レンジで5分半加熱します。 ※電子レンジの種類などによって差がある場合がありますので説明書を確認してください。
③熱々のところに、半分に切ったプチトマトを加え、余熱で3分ほど蒸らします。
④あとは、溶けるチーズをちぎって加えよく混ぜれば、本格チーズキーマカレーの完成!