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Vol.3 球場、大学……「アメリカ最古」がいっぱいの街

2015/12/28

ボストン市民のことを「ボストニアン」といいます。昔は白人エリートに限定された言葉だったようですが、現在ボストニアンである資格は「レッドソックスを好きなこと!」(諸説あり)。そう、この街で欠かせない場所といえばフェンウエイパーク。かつては松坂大輔選手が在籍し、最近では田沢純一、上原浩治両投手が活躍している、ボストン・レッドソックスの本拠地です。

古き良きアメリカの野球文化を伝える、全米最古の野球場フェンウエイパーク

ベーブ・ルースをはじめ偉大なメジャーリーガーを輩出したことで知られるこの球場は、1912年に建てられた全米最古のスタジアム。古風なレンガ造りの外壁は、日本の近代的なドーム型球場とは全く違った趣で、古き良きアメリカの伝統を感じさせます。観光客用のツアーもありますが、ここまできたらぜひ試合を見ておきたい! ファンの熱狂的な応援も素晴らしいそうです。

スタジアムの外には、レッドソックスの歴代レジェンドたちの銅像が並んでいます

チャールズ川を渡ったボストン近郊のケンブリッジには、世界屈指の名門校、ハーバード大学があります。実はこの大学もアメリカ最古。今でこそ数々の学部がありますが、最初は聖職者を目指す清教徒の若者を育成するために、1636年に設立されました。広大な敷地内には、蔦(アイビー)の絡まるレンガ造りの校舎や学生寮が並び、「アイビー・リーグ」(ハーバードをはじめとするアメリカ名門私立大学8校の連盟)の名前の由来がしのばれます。

世界のエグゼクティブを育成するハーバードの経営大学院、ハーバード・ビジネス・スクール

そしてその約3.5㎞先にあるのが、現在、QS版世界大学ランキング1位を爆走中の、マサチューセッツ工科大学(通称MIT)! こちらは重厚で格式高そうなハーバード大学とは対照的に、若々しくて元気いっぱいな雰囲気です。訪れたのがちょうど『バック・トゥー・ザ・フューチャー2』の舞台となった2015年10月とあって、誰が作ったのか映画に登場するタイムマシン「デロリアン」が置かれていました。そう遠くない将来、この大学から本物のタイムマシンが生まれるかもしれませんね。

MITの象徴、ロジャーズビルディング。ビルの名前はMITの創設者ウィリアム・ロジャーズにちなむ

おまけ:MITの屋外に展示された(?)、火花が尾を引くポンコツデロリアン。新手のアート作品か!?

<プラスワン情報>
歴史ある街は、料理もおいしい! とくにボストンではシーフード料理が有名です。また、街散策の折に小腹がすいたら、ぜひクラムチャウダーを召し上がれ。最初の一口から濃厚な味わいが体中に染みわたりますよ。

木谷節子 プロフィール

アートライター。現在「婦人公論」「SODA」「Bunkamura magazine」などでアート情報を執筆。
アートムックの執筆のほか、最近では美術講座の講師もつとめる。

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