2014年1月5日(日)/30分枠 24:55〜
フルスイングをもう一度
制作=福岡放送
2012年10月女子ソフトボール日本リーグ、2部優勝決定戦。球場に女性たちの歓喜の声がこだました。福岡県北九州市の実業団、東芝北九州女子ソフトボールチームが、創部44年目にして初優勝。悲願の1部昇格を決めたのだ。しかし、この時すでに、母体企業である東芝北九州工場の閉鎖とチームの廃部が決まっていた…。ソフトを続けるために東芝を辞め、わずか6人のクラブチームとして再出発した彼女たち。安定した生活は一変し、支援企業探しと新たな仕事に追われる毎日が始まった。ぼろぼろの用具…ぎりぎりの人数…激減した練習時間の中、開幕した今シーズン。企業の看板を背負った実業団チームを相手に、彼女たちの快進撃が始まる。その先に見えたものとは?
ナレーター:元村 悠
=再放送=
1月12日(日)11:00〜「BS日テレ」/1月12日(日)18:30〜CS「日テレNEWS24」
2014年1月12日(日)/55分枠 24:50〜
反骨のドキュメンタリスト 大島渚 『忘れられた皇軍』という衝撃
制作=日本テレビ
2013年1月、大島渚監督が逝った。「大島渚は不器用で、反国家むきだしにして体を張って闘っていた」そんな大島の魂がこめられたドキュメンタリーが、日本テレビに遺されている。『忘れられた皇軍』(1963年放送) 日本軍属として戦傷を負い、戦後、韓国籍となった旧日本軍の兵士たち。片腕と両眼を失った白衣の傷痍軍人が何の補償も受けられぬまま、街頭で募金を集める…大島は一体何を訴えようとしたのか?当時の制作スタッフや妻・小山明子の証言からひもとき、テレビと映画2つのフィールドで活躍する是枝裕和監督や同時代を生きたジャーナリスト田原総一朗と共に考える。50年を経た今、大島の映像は少しも古びることなく、見る者を激しく揺さぶる。テレビを考え抜いた映画監督、大島の遺言とは?
ナレーター:永田亮子
=再放送=
1月19日(日)11:00〜「BS日テレ」/1月19日(日)18:00〜CS「日テレNEWS24」
2014年1月19日(日)/30分枠 24:50〜
日本地図から消えた島 奄美 無血の復帰から60年
制作=鹿児島読売テレビ
鹿児島県の南にある奄美群島の人々にとって、12月25日は「日本人」に戻れた特別な日だ。68年前、空襲で焦土となった奄美大島に突如米軍が上陸。奄美群島は日本と切り離され、沖縄とともにアメリカの軍政府に統治された。本土との行き来を禁じられた島には物資も仕事もない。わずか12歳で家族の生活物資を得るため過酷な密航に出た少女。母国への復帰を訴えるため東京を目指した「密航陳情団」の青年たち。全島一丸の復帰運動の末、日本に返還されたのは、分離から8年後のクリスマスの日だった。それから60年、齢を重ねた当事者たちは若者に語りかける。「復帰の記憶を消さないでほしい」沖縄の影になりあまり知られていない奄美群島の米軍統治の歴史を紐解く。
ナレーター:元 ちとせ
=再放送=
1月26日(日)11:00〜「BS日テレ」/1月26日(日)18:30〜CS「日テレNEWS24」
2014年1月26日(日)/55分枠 24:50〜
にぎやかな過疎 限界集落と移住者たちの7年間
制作=テレビ金沢
高齢化が日本の農業を蝕んでいる。今や65歳以上の農業従事者は6割を占め、耕作を放棄した田畑は荒地に変わり続けている。そんな現状に不安を抱いた限界集落=石川県羽咋市菅池地区は、7年前から若者の受け入れに乗り出した。大阪から、わずか27軒の菅池地区に移住した屋後浩幸さん(当時32)。有機野菜の生産を目指すが、借りられる農地が少ないこともあり、暮らしは成り立たない。それでも逃げ出さないのは住民の愛情豊かな“お節介”があるからだ。移住者が3組に増え、耕作放棄地も蘇り始めた2012年、10年間途絶えていた獅子舞が復活した。祭りの中心で踊る屋後さんらを見守る住民たちの温かな笑顔…移住した若者と過疎脱却を目指す集落の7年間。
ナレーター:中崎清栄
=再放送=
2月2日(日)11:00〜「BS日テレ」/2月2日(日)18:00〜CS「日テレNEWS24」