NNNドキュメント‘14「迷路の出口を探してⅠ〜ストーカーの心の奥底を覗く〜」、
「迷路の出口を探してⅡ ストーカー 最新治療70日間」が、ギャラクシー賞12月度
月間賞を受賞しました。
[ 番組内容 ]
「迷路の出口を探してⅠ」
「死ぬまでストーカーから逃げられない」「死刑にならなきゃ必ず殺しに来る」「出所したらどこに逃げても絶対つきとめられる」被害者たちは口々に言う。ストーカー加害者は、何をどう考えて執拗に相手を追い詰め、遂にはかつて愛した相手を憎み、殺意を抱くまでになるのか?第一話ではストーカー加害者側の心の奥底をえぐり出す。真顔で「どん底に落としたい」と言い放つ女性。彼らの心の内を徹底取材し、証言につぶさに耳を傾けてみると、ストーカー犯罪の暗澹たる構図が見えてくる。第二話ではストーカー被害を断ち切るにはどうしたらいいか?私たちは薬物依存症患者の入院先で行われている「条件反射制御法」という治療の現場に初密着する。警察もその治療効果に注目しているという…。
ナレーター:渡辺いっけい 2014/11/30放送 制作 日本テレビ
「迷路の出口を探してⅡ」
第二話の肝は『ストーカー犯罪の連鎖を断ち切る方法を探る』だ。逗子ストーカー殺人事件で妹を殺された兄はある事を始めていた。それは「加害者研究」。「ストーカーの連鎖を断ち切るには、加害者を徹底的に知るしかない」と思ってのことだ。逗子での事件以降も、三鷹、長崎とストーカー殺人事件は後を絶たない。事件後いつも聞こえてくるのは「警察に相談していたのに…」の声。警察庁は、ストーカー行為を繰り返して警告を受けた加害者を治療する試みを始めたと発表した。私たちはストーカー加害者である女性が臨む「条件反射制御法」という70日間の最新治療現場に初密着。本当にストーカーは治るのか…。その医師はストーカー犯罪の迷路に出口は見えていると言う。加害者はどのように変わっていくのか?
ナレーター:渡辺いっけい 2014/12/7放送 制作 日本テレビ