NNNドキュメント‘14
「反骨のドキュメンタリスト 大島渚 『忘れられた皇軍』という衝撃」が、
ギャラクシー賞1月度月間賞を受賞しました。
[ 番組内容 ]
2013年1月、大島渚監督が逝った。「大島渚は不器用で、反国家むきだしにして体を張って
闘っていた」そんな大島の魂がこめられたドキュメンタリーが、日本テレビに遺されている。
『忘れられた皇軍』(1963年放送) 日本軍属として戦傷を負い、戦後、韓国籍となった
旧日本軍の兵士たち。片腕と両眼を失った白衣の傷痍軍人が何の補償も受けられぬまま、
街頭で募金を集める…大島は一体何を訴えようとしたのか?
当時の制作スタッフや妻・小山明子の証言からひもとき、テレビと映画2つのフィールドで
活躍する是枝裕和監督や同時代を生きたジャーナリスト田原総一朗と共に考える。
50年を経た今、大島の映像は少しも古びることなく、見る者を激しく揺さぶる。
テレビを考え抜いた映画監督、大島の遺言とは?
ナレーター:永田 亮子 2014/1/12放送 制作 日本テレビ