- 6月16日
- 今夜の嵐にしやがれは…
美のカリスマ・IKKO登場!
カミングアウトからブレークまで、
その激動の半生を語る!
二宮和也の野望シリーズ!今回は…
「日の目を見なかった探査機を操縦したい!」
世界的タップダンサー・熊谷和徳が
タップダンスの極意を伝授!
≪IKKO記念館≫
ゲストの宝物や思い出の品を見ながら、ゲストの半生をひもとく企画。
今夜のゲストは…美容家・IKKO(進行:二宮)
●4人きょうだいの長男として誕生。母親は美容師
幼稚園の時に自分は“女性”だと気づく
→幼稚園の時には好きな人がいて、「この人に抱かれたい」と思っていた。
福岡で生まれ育ったIKKOが、
美の世界の扉を叩くきっかけになったものが、最初の展示品。
■展示品No.1:70年代のJALの制服(森英恵デザイン)
→ドラマ「アテンションプリーズ」に憧れていた。→幼少期のIKKOは、この制服の虜となり、
素材は?立体的に見えるのはなぜ?など、熱心に研究。IKKOの美的感覚の礎に。
→CAになりたいと思っていたが、「あなたは男だから無理」と姉に言われ、
自分が男だとわかったという。
●学生時代「ないと思っている」
→記憶から消し去りたい時代。
→高校時代、周りから「オカマ」と言われ傷ついていた。
暗い学生時代を送ったIKKOだったが、美の世界を極めようと決意。
選んだのは、母親と同じ職業・美容師だった。
■展示品No.2:下積み時代に愛用したまな板
→19歳で単身上京。「髪結處サワイイ」に住み込みで働く。→その時に使っていたまな板。
→当時の苦労を思い出すため、今でも持っているという。
サワイイでの修行を終え、一流の美容師となったIKKOは、
より大きな仕事を求めて独立。しかし、給料はわずか5万円。
そこで、大手の美容師事務所と契約し、通常は3年のアシスタント期間がある中、
IKKOは、わずか半年で独り立ち。着物の表紙をきっかけに注目を集める。
技術のみならず、独自の美的感覚でIKKOにしか作れない
立体的で色気あるヘアスタイルを確立。
■展示品No.3:和装メークに欠かせないかんざし
→全てアンティーク。1個30万円ほど。→かんざしは和装メークのステータス。
良いかんざしを持っていないと、和装メークの表紙を担当させてもらえなかった
という。
●30歳で「アトリエIKKO」を設立。女優からの指名が殺到
→月の売り上げは1000万円以上はあった。
→土日に成人式、結婚式の前撮りの仕事も行なっていた。
→担当していた女優は、多岐川裕美、余貴美子、萬田久子など、大御所ばかり。
●2007年、バラエティーで活躍し「どんだけぇ〜」が流行語大賞トップテン入り
→15年前にテレビデビュー。
→「どんだけぇ〜」はIKKOが作ったものではない。
→新宿二丁目で流行っていたもので、バラエティー番組で話を振られた際、
思わず発した言葉。人差し指を揺らすのは、極度の緊張によるもの。
しかし…
第一発見者は俺だと主張するFUJIWARAのフジモン。
「どんだけぇ~」の生みの親、やす子ママから正式に使用許可をもらった
フジモンだったが、IKKOに持っていかれてしまった。
それ以降、フジモンは人のギャグをパクるようになったとか。
CDデビューも果たすなど、仕事面では大成功をおさめたIKKOだったが、
私生活では17年付き合った彼氏と破局。
そんなIKKOが今、新たな壁にぶち当たっているという。
●50代から激太り。最高体重85キロを記録
→彼氏と別れ、喪失感に押しつぶされそうになっていたという。
→そのせいか、夜中に冷蔵庫を開けて食べるようになった。
■展示品No.4:10年以上愛用しているジャージ
→ウォーキングの時に着用する、ダイエットに欠かせないアイテム。→雨が降ろうが雪が降ろうが、どんなに忙しくても毎日歩くという。
●書道で様々な賞を受賞
→50歳から書道を始め、大河ドラマの書道指導などを担当したこともある、
→以来、様々な賞を受賞している。
IKKOが書で渾身の「どんだけ〜」を執筆!
以上、IKKO記念館でした!
≪二宮和也の小っちゃな野望≫
今から11年前、アメリカの財団がある壮大なレースを発表。
それは世界初・民間のロボット探査機による「月面探査レース」。
そのミッションは3つ!
① ロケットや宇宙船を製造し自分たちが開発した探査機を月へ送り込む事
② 探査機を着陸地点から500メートル以上移動させる事
③ 高解像度の映像を地球に送り届ける
この3つのミッションを最初に達成した者が優勝となる。
そこに日本から名乗りを上げたのがチーム「HAKUTO」。
宇宙への夢を抱いて探査機の開発に、
8年の歳月と10億円以上のプロジェクト費を費やした。
しかし…
今年1月、探査機をのせてもらうはずだったインドのロケットが打ち上げを延期。
それによりレース期限内での月面探査は不可能。巨額を投じた探査機はお蔵入りに
そこで今回の野望は
「日の目を見なかった月面探査機を操縦したい!」
二宮が向かったのは、六本木にあるチーム・HAKUTOのラボ。
以前はみな一流企業に勤めていたが、民間初の月面探査を夢見て集まったという。
しかし、月面探査レースの魅力は、宇宙への夢やロマンだけにはとどまらない。
担当「(ミッションを)一番最初にやったチームに大きな賞金が出る」
二宮「いくらですか?」
担当「22億円ぐらいですね」
二宮「ええ!夢しかないですね」
他にもボーナス賞として…
・5000メートル走ったら約2億2000万円!
・アポロ着陸船の痕跡を見つけたら約4億4000万円!
レースは終わったがチーム・HAKUTOは、
今後も新たな探査機の製造や月面でのプロジェクトを計画しているという。
二宮は、お蔵入りになってしまった月面探査機を見せてもらうことに!
月面探査機に施されている工夫を、ミッションの難しさと共に紹介!
●ロケットに物を積むのは、めちゃくちゃお金がかかる
→1キロあたりだいたい1億2000万円
→極限までの軽量化が求められ、ネジをチタン性、
車輪は特殊なプラスチックにするなど、7年で4キロまで軽量化。
→実に7億円以上のコストカットに成功。
●月面は走りにくい!
→月面のほとんどは砂漠のような状態。レゴリスと呼ばれる小さい砂つぶ。
→この上を走行出来るよう、タイヤは羽根つきの特殊プラスチック。
さらに四輪駆動と同じリンク構造でスリップしないように作られている。
そして最も困難なのが…
●38万キロ離れた場所での遠隔操作
→機体には360度把握出来るよう4つのカメラを搭載。
→その画像だけを頼りに操縦しなければならない。
→写真をとってからちょっと前進。
→この地道な作業をくりかえし、500メートルの走行を目指す。
それではいよいよ本題!この月面探査機を操縦させてもらおう!
→今回はSORATOを東京から1500キロ離れた沖縄にスタンバイ。
→全長100メートルのコースを走りきり、美しい海の画像を届けてもらうのが、
二宮に課せられたミッション!
プロジェクト費10億円の月面探査機SORATOが一歩を踏み出す!
安全に走行する設計のためスピードは秒速10センチメートル。
さらに画像は30秒ほど遅れて到着する為、操縦は困難をきわめる。
SORATO順調な滑り出し。が、その時・・・
地球外生命体に遭遇!(おじいちゃん)
二宮「いろんなおじいちゃんが(写真で)送られてきますよ」
間一髪危機を脱したSORATO。再び前進。二宮「正面に何かいる」
管制室に一気に緊張が走る…その正体は!?
地球外生命体 その2!(牛を連れたおじいちゃん)
二宮「怖いな~、この感じで進むの」
出発してから3時間、進んだ距離は70メートル。
着実に目的地へと向かっていく。
画像からでは上り坂なのか、下り坂なのかすらも分からない
目指す絶景はもう目前。
二宮「もう見えてるよ、海」
しかし、崖の先端までいかなければ絶景は撮影出来ない。あと3メートル…
もし崖から落としたら探査機はいっかんの終わり。
二宮、細心の注意を払って慎重に探査機を操作。
そして遂に、二宮ミッションクリア!沖縄の絶景を東京に送り届けた!
二宮「沖縄の海でこんなに感動する訳じゃないですか。
ほんとに月に行ったらもっと感動なんでしょうね」
担当「楽しみですね」
二宮「ぜひその時は…待ってますんで」
以上、二宮和也の小っちゃな野望でした!
≪熊谷和徳タップダンス講座≫
世界で観るべきダンサー25人に選ばれたタップダンサー・熊谷和徳。
日本で開催されるソロ公演は、即完売。
2016年には、あらゆるジャンルのダンスの最高峰といわれる
ベッシーアワードで最優秀パフォーマー賞を受賞。
まさに世界が讃えるキングオブタップダンサー!
今夜は熊谷和徳によるタップダンス特別講座!(進行:吉村崇)
そして、ゲストにはなぜか…俳優・ムロツヨシ。
(たまたま収録に来ていた)
●講座①基本ステップ「クランプロール」
→つま先とかかとを使ったステップ。
●講座②パッションで踊る
→元々はアフリカンダンスがルーツ。
→手が使えない奴隷たちが足で踊ったのが始まりだとか。
●講座③実践編!コール&レスポンス
→先生のステップを真似し、タップでの会話を楽しむ。
さすがのMJ!
才能を発揮し、先生との完璧なコール&レスポンスを披露。
そして、最後は…
熊谷和徳が番組のために作ったスペシャルパフォーマンス!
足音だけで作る最高の音楽を、ムロツヨシと嵐が堪能。
以上、熊谷和徳タップダンス講座でした!
- IKKO、熊谷和徳、ムロツヨシ、吉村崇 (50音順)