- 12月1日
- 今夜の嵐にしやがれは…
★漫画界のレジェンド!
藤子不二雄Ⓐ先生が登場!
手治虫、藤子・F・不二雄との
知られざるエピソードを告白!
★大野&ロッチ中岡が化学実験に挑戦!
★華麗なる一族!歌舞伎役者、
尾上菊之助が登場!
ドラマで共演中のイモトアヤコが
その素顔を暴露!
≪記念館≫
ゲストの宝物や思い出の品を見ながら、ゲストの半生をひもとく企画。
今夜のゲストは…藤子不二雄Ⓐ!(進行:櫻井)
漫画界のレジェンド・オブ・レジェンド、藤子不二雄。
この名前は、
藤本弘の「藤」、安孫子素雄の「子」をとって作り上げた
2人分のペンネーム。
1960年代、日本中に旋風を巻き起こした2人。
共作で作り上げた「オバケのQ太郎」をはじめ、
安孫子が手がけた「忍者ハットリくん」「怪物くん」、
藤本が手がけた「ドラえもん」「パーマン」など、
次々にヒット作を生み出した。
やがて2人は藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄と名前を変え、
別々の道で名作を生み出していく。
今夜は、先生と親交の深い千原ジュニアと、バッファロー吾郎Aを解説員に、
藤子不二雄Ⓐ先生の半生をひもといていく!
■1934年、富山県でお寺の長男として生まれる
→600年続く、お寺の息子として生まれる。
→精進料理のため食生活が厳しく、魚、肉を食べたことがない。
→小学生の頃のあだ名は「電熱器」。赤面恐怖症ですぐ顔が赤くなるため、
このあだ名がついたという。
幼少期、引っ込み思案だった安孫子少年は、
自分がヒーローになれる空想の世界、絵を描くことに没頭していく。
そして、運命の出会いが…!
■1944年、転校先の小学校で藤本弘(藤子・F・不二雄)と出会う
→休み時間、1人で絵を描いてたところ、「お前、絵がうまいのう」と、
声をかけてきた人物が藤本。
→そこから毎日、2人で絵を描くようになったという。
そんな2人の少年は、ある作品を見たことがキッカケで漫画家を志す。
■展示品No.1:「新寶島」著・手
治虫
→昭和22年に手治虫が初めて出した単行本。
→セリフが一つもないシーンを見て、
「紙に書かれた映画」だと感じたという。
→石ノ森章太郎、赤塚不二夫、松本零士、さいとう・たかを など、
名だたる漫画家がこの作品に影響を受けたという。
ここで、バッファロー吾郎Aの補足情報!
「藤子不二雄Ⓐ先生の好きな季節は…夏!」
続いての展示品は、
高校1年生の時に藤子不二雄コンビが全て手書きで作った雑誌。
■展示品No.2:雑誌「少太陽」
→ページ数174ページ。
→以前、テレビ番組で鑑定したところ、1200万円の値がついたという。
17歳で2人は4コマ漫画「天使の玉ちゃん」でプロデビュー。
そして、20歳の時、手先生に招かれ、あの漫画家の聖地へ。
■1954年 20歳で上京し、トキワ荘に住み始める
→漫画家を夢見る若者達が共同生活を送っていた日本一有名なアパート。
→2人は入居の際、手先生に敷金3万円を負担してもらったという。
■「うな重」事件
→ある日、手治虫にうな重を奢ってもらったが、
精進料理しか食べたことがないため、食べた瞬間、鼻血を出してしまった。
トキワ荘で7年間の下積みを経た藤子不二雄は30歳の時、
ついにあの大ヒット作を生み出す。
■共作「オバケのQ太郎」が大ヒット!
→子供達の日常の中に変わったキャラクターが入るという
漫画の定番は、ここから生まれた。
→Q太郎は藤子・F・不二雄、
その他のキャラクターは藤子不二雄Ⓐが描いていた。
→これまで40作以上の漫画を世に出してきた2人の
「最後の共作」となった。
そしてここから安孫子先生ヒット作を連発!
■「忍者ハットリくん」
→修行のために伊賀の隠れ里からやってきた忍者ハットリくんが、
一般家庭に住みつき、様々な騒動を巻き起こすギャグ漫画。
→最高視聴率28.0%を記録。
→実際に飼っていたチャウチャウが獅子丸のモデル。
■「怪物くん」
→手足が自由に伸びたり様々な顔や姿に変身できる超能力を持つ怪物くんが、
人間界で生活する様子を描いた作品。
→2010年、大野智主演でドラマ化。最高視聴率17・5%をたたき出した。
→実は…連載開始直前まで顔が決まらなかった。
そのため、予告では、後ろ向きの怪物くんが描かれているという。
■「プロゴルファー猿」
→天才少年ゴルファー・猿谷猿丸がミスターXから送り込まれる様々な
ゴルファーとの対決を繰り広げ、プロを目指して活躍する姿を描いた作品。
→手作りの木製クラブから繰り出されるスーパーショット「旗つつみ」などが
人気を博した。
→実は…最初は編集部の人たちに反対された作品。
当時、子供たちがお小遣いを使わず、貯めるという風習があった。
そこで、猿がプロだと名乗り賞金を稼ぐというアイディアが生まれたという。
バッファロー吾郎Aの補足情報!
先生の好きな飲み物は…「ミルクセーキ」
ここで、ミニコーナー!
千原ジュニアの持ち込み企画「藤子不二雄Ⓐ先生のここがスゴイ!」
■国民的名曲「少年時代」の生みの親
→井上陽水の少年時代は、
Ⓐ先生が描いた漫画をもとに作った映画「少年時代」のテーマ曲。
そして、この映画のプロデューサーがⒶ先生。
→Ⓐ先生が自ら井上陽水に手紙を書き、作曲を依頼。
すると、「いいけど、先生、詞を書いてくれ」との返答が。
そこでⒶ先生は2か月かけて詞を書いたが、全く採用されなかったという。
数々のヒット作を生み出してきた安孫子先生。
50歳を過ぎた時に、大きな転機が訪れる。
■1987年相方・藤本弘とのコンビから独立
→ちょっとずつ路線が変わってきたので、手先生に話をして独立。
→2人はそれぞれ藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄と名前を変え、
別々の道で名作を生み出すこととなる。
■1989年、アニメ「笑ゥせぇるすまん」放送開始
→主人公の喪黒福造は、悩みや欲望を持つ人間のココロのスキマを埋める
サービスを提供するのだが、交わされた約束を破ってしまうと、
決めゼリフ「ドーン」とともに、容赦なく奈落の底へ突き落とすことも。
→実は…喪黒福造のモデルは、大橋巨泉。
決め台詞の「ドーン」は、同級生の大谷くんが、麻雀の際
「ロン」ではなく、指をさし「ドーン!」と言うことから。
■展示品No.3:「変形パターコレクション」
→アメリカで作られた変則のパターをコレクションしているという。
■展示品No.4:テレビ初出し!「奥様が作ったお弁当のスケッチ」
→外食がほとんどできないため、奥様が毎日お弁当を作ってくれたという。
→奥様が病気になった後も片手で作ってくれる。
→そのお礼に、毎回お弁当の絵をスケッチしていた。
以上、「藤子不二雄Ⓐ記念館」でした!
≪大野智の実験企画≫
「毎日に刺激がない」とボヤいている大野を、
生き生きさせるための不定期企画!
先生は前回に引き続き、でんじろう先生の弟子である市岡元気先生!
本日のゲストは…ロッチ・中岡創一。
今回は、インターネットでバズるリアクション実験に挑戦!
まずは挨拶代わりのリアクション実験!
■「ファイヤー空気砲」
→でんじろう先生の実験でおなじみの空気砲に炎を加えた実験。
今回は煙と一緒に可燃性の特殊なガスを注入。
→そして、大野が持つろうそく目掛けてガス入りの空気砲を発射。
見事、空気砲に着火!
■「液体金属しゃぶしゃぶ」
→金属を熱して液体状態になったところにお肉をしゃぶしゃぶする。
→実験に使うのは、フライパンのメッキや食器にも使われる金属・錫。
→鉄の融点は1500℃近いのに比べ、錫の融点は232℃。
→中岡に、「熱した錫の中に指を入れてください」という先生。
→アルコールを主原料とした特殊なジェルで指をカバーすることで、
指の周りでアルコールが気化し、金属に触れないため安全だという。
中岡が指を入れると…
中岡「あー!!ジュジュジュって言うた。…あれ、熱くない!
やってみたら!?」
大野「何で言うの!?」
という事で大野も挑戦!
大野「あぁ!熱くない…」
中岡「不思議!」
大野「俺第一関節まで入れる予定だったけどいけない!」
お肉を入れてみると…
大野・中岡「おー!すげー一瞬だ!」 見事、しゃぶしゃぶ成功!
続いてやってみるのは…
■「流動床実験」
→流動床とは、粒子の中に空気を送り込むことで、
まるで液体のように変化する現象のこと。
→ものつくり大学 的場やすし先生協力のもと、本日はこの装置を使って
ちょっとしたゲームに挑戦!
→発泡スチロールを流動床の上に乗せ、その上に立ち、
出来るだけ長い間立ち続けるというもの。
→立ち続けた時間が短かった方にちょっと怖い実験をやってもらう
大野の記録は14秒!
中岡、重量オーバーで失格。
ということで、中岡が「ちょっと怖い実験」に挑戦!
■「自由落下クギ実験」
→指と指の間にちょうど釘を落とす実験。
→電磁石のオン・オフを使い、重力に従って落としてやれば、
理論上は全く同じ場所に落ちるはず。
それではいざ本番!
大野「じゃあ一発目いきます!3・2・1」
中岡「うわ〜!怖い!なんやねんこの怖さ!やる方も怖いんちゃう!?」
大野「2個目!3・2・1(成功)3つ目!3・2・1(成功)」
中岡「よーしよし!ここまではええねん!」
そして、練習でわずかにズレが生じた運命の4本目!
見事、手に当たらず4本とも成功!
中岡「なんで1回ズレたんや!? うわ〜怖かった!」
以上、大野の不定期実験企画でした!
≪今夜も開店!隠れ家ARASHI≫
今夜の主人は…相葉雅紀。
今夜の客は…歌舞伎役者・尾上菊之助。
これまで数々の作品で主演を務め、出演する舞台は常に超満員。
歌舞伎界の未来を担う若手スター。
さらに現在は、数々の映画やドラマにも出演。
今夜はめったにバラエティーに出ない尾上菊之助を徹底解剖!
6歳で初舞台を踏んだ菊之助。
以来、着実にキャリアを積んでいったが15歳の時ある転機が。
■15歳で転機「女形との出会い」
→祖父と父、3人で演じた名作「京鹿子娘三人道成寺」。
→その演技が美しいと話題になり、そこから女形は菊之助の代名詞となった。
そんな菊之助が、体のしなやかさを保つため、
10年以上毎日続けているのが…
■体のしなやかさを保つために「ゆるトレーニング」
→たった3分で体がやわらかくなるというトレーニング。
→パートナーと背中を合わせ、お互いの骨周りの筋肉を緩めていく。
→さらに肩甲骨、背骨、骨盤を緩めていくというもの。
今回、菊之助の人柄を、ゆかりある人々に聞いてみると…
全員一致で「超マジメ」という回答が!
■ドラマで共演中の「イモトアヤコ」からのエピソード
→普段は仲良く話しているが、2人でシリアスなシーンを撮影することに。
→すると事前に
「今日は、距離を置いた方が良いと思うので仲良く話すのはやめましょう」
というマジメなメールが送られてきた。
■舞台演出家「宮城聰」からのエピソード
→台本について話し合うため、その日の仕事が終わると新幹線に飛び乗り、
静岡にいるスタッフのもとへ。
→朝まで会議をし、翌朝新幹線で東京に戻り、また別の仕事へ。
→また、その夜に静岡に行くという生活を1週間送っていた。
■友人「亀梨和也」からのエピソード
→亀梨が食事に誘うと、その日は大事な結婚式があったが、
遅い時間にわざわざ駆けつけてくれたという。
最後はド真面目な菊之助の持ち込み企画。
「相葉雅紀に“蒸しざる料理”を食べさせたい」
■蒸しざる料理
→沸騰した鍋の上にザルをのせ、食材をのせて蒸すだけという超シンプル料理
→実は演じる役によって体重を細かく調整している菊之助。
→そのために美味しくてヘルシーなこの料理が欠かせないという。
■「皮なしギョーザざる」
→キャベツやニラ、豚肉など餃子の具をザルにのせ蒸すだけ。
→蒸すこと5分。
→白だしと酢をつけていただくのが菊之助流。
相葉「餃子だ~これおいしい!」
以上、隠れ家ARASHIでした!
- 市岡元気、尾上菊之助、千原ジュニア、中岡創一(ロッチ)、
バッファロー吾郎A、藤子不二雄Ⓐ (50音順)